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コンクール RED U-35 2017。中華はどう戦う?

2年連続で中華のシェフがグランプリを獲得したRED U-35。今年の審査員長・脇屋友詞氏から、中華業界にメッセージをいただきました!

2017/4/11up

RED U-35 2017、中華はどう戦う?
脇屋審査委員長からのメッセージ

優勝賞金500万!日本最大級の若手料理人コンペ「RED U-35」が今年もいよいよ始まります。

振り返れば、400名以上の応募と、半年に及ぶ審査がある中で、2015年は篠原裕幸氏2016年は井上和豊氏と、2年連続で中国料理人がグランプリ“RED EGG”を獲得。

2人をはじめとする同世代の料理人の活躍により、年々中国料理への注目が高まる中、2017年の審査員長に就任したのは、中華の名店、Wakiyaグループ総料理長の脇屋友詞氏。こうなると、中国料理業界としては今年も目が離せませんよね…!

そこで80C(ハオチー)では、4月10日に開催されたオープニングレセプションで脇屋氏を直撃。今年チャレンジする中国料理人へのメッセージを伺ってきました。

脇屋友詞氏


2017年のテーマは「糖」。決定の背景とは?

気になるRED U-35 2017の一次審査テーマは「糖」。近年は糖質制限食なども注目されていますが、健康志向な昨今の風潮をどう捉え、料理人が料理でメッセージを伝えていくかは気になるところです。

また、古今東西の料理や食材に想いを馳せれば、各料理ジャンルでユニークな料理が生まれそうなテーマでもありますね。

そこで、このテーマに決定した背景を脇屋氏に問うと、「今、何をテーマにしたらストレートにズドンと来るのかと考えたとき、やはり“糖”なんじゃないかと。近年は糖があちこちで話題にされていることも決め手になりました」とのお答え。

「“糖”は皆さんご存じのとおり、身体にとって非常に大切なもの。いろんな解釈がありますが、この時代に、“糖”でどういう料理を表現できるのか、それをよく考えていただいて、REDに挑戦していただければ」と語ってくれました。

ちなみに、このテーマを決めたのはかなり前のこと。審査員に確定した頃から、「自分だったらREDでどういうテーマを出そうかと、ずっと心の中で考えていた」のだそうです。

テーマは「糖」



「ブレない料理で勝負して」

しかし、“糖”がテーマだからといって「糖を使っても使わなくてもいい」とも脇屋氏は語ります。

「ある料理に対して、通常は100の糖分を使うところをこれしか使っていない、というのでもいいし、その逆でもいい。自分にとって『糖とは何ぞや?』というところをしっかり持ってもらって、ブレない料理を作ってもらいたいですね」というのがその真意。

「中華は羅漢果のような甘味を持つ食材もありますし、北京、四川、上海、広東、どの分野も糖を使う技法があります。その点では、今年も中国料理人には大きなチャンスがあるはず。
ご存じの通り、中国料理人がここ2回連続優勝していますが、ぜひ3回目の優勝に挑戦してきてほしいです」と、チャレンジャーにエールを送ってくれました。


今年の三次審査は「学園祭」形式!

気になるスケジュールですが、今年は5月8日~31日が書類のエントリー期間。今年はブロンズエッグの前に「ノミニー」と称して、100~150人のエントリー者を先行発表する模様です。

その後、6~7月に1次審査(レシピ等の書類審査)を通過したブロンズエッグ、8~9月に2次審査(映像審査)を通過したシルバーエッグを発表。
そして、新たな審査形式として、3次審査には「学園祭審査」を導入。11月5日、料理学校にて、各自が与えられた空間の中で、実演やセミナーなど課せられたサービスを行います。

グランプリとなるゴールドエッグが発表されるのはその翌日、11月6日。3年連続で中国料理業界に優勝をもたらすのは、あなたかもしれません。

3次審査には「学園祭審査」


スケジュール


今後の進捗はRED U-35 2017のホームページにてご確認ください。



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記事公開日: 2017/4/11

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