Restaurant Now

うまいもの手帖 80C流行語大賞 2016

2016年、80Cで最も検索されたワードとは?トップ10を一挙紹介!

2016/12/26up

80C流行語大賞 2016

2016年、80C(ハオチー)で最も検索された中華的ワードベスト10を発表!これを追えば、世の中で中華の何に関心が持たれているかがわかるかも…?



10位

「魚香(ユイシャン)」

昨年同様10位!四川料理の定番調味法

魚香
魚香肉絲

魚香とは、豆板醤と大蒜(にんにく)、ねぎ、しょうがの薬味に、軽い甘酢を合わせて作られる、四川料理の調味法。80C(ハオチー)の「中華メニューの解読法」コーナーの中で安定的に検索されており、なんと昨年同様10位にランクインしています。

代表的な料理は、日本で麻婆茄子と呼ばれる「魚香茄子」や、豚肉の細切りを炒めた「魚香肉絲」。ちょっと酸味のあるスパイシーな香りが食欲をそそる、ごはんにぴったりの味付けです。

「魚香(ユイシャン)」

>【中華メニューの解読法】魚香(2012.5.11up)
>【家で中華】菊花仕立て賀茂茄子の魚香ソースがけ【レシピ付】(2012.12.7up)


9位

「泡菜(パオツァイ)」

簡単でひと味違う!乳酸発酵の漬けもの

泡菜
泡菜(写真奥)

泡菜(パオツァイ)とは、野菜を乳酸発酵させた漬けもので、ほのかな酸味が特徴。塩水に花椒、八角などの香辛料を加えて漬け汁を作ります。

写真の漬けものは、2012年にレシピを公開した「老四川 飄香」井桁良樹オーナーシェフの作。80Cでは、のちに「中華漬けもの特集」をリリースしていますが、ご紹介するたび「いいね」やシェアをいただける人気記事となっています。

「泡菜(パオツァイ)」

>【家で中華】泡菜(パオツァイ)(2012.11.12up)


8位

「ナポレオンフィッシュ」

食材、店名、ダイビング?各方面から検索が!

ナポレオンフィッシュ

ナポレオンフィッシュは広東料理で珍重される高級魚。日本ではめったに水揚げがないので、なかなか食べられるものではありませんが、ダイビングだったり、麻布十番にある店の名前だったりと、多方面から検索されるワードでもあります。

写真は柏の広東料理店「文菜華」に入荷したナポレオンフィッシュで、目の横にペンでいたずら描きをしたような筋が特徴的。メガネモチノウオと名付けた日本人は、これをメガネに見立て、蘇眉(スーメイ)と名付けた中国人は眉(まゆ毛)に見立てたんでしょうね。

「ナポレオンフィッシュ」

>【食材狩人】広東料理で最高級&最大級の魚、ナポレオンフィッシュとは?(2013.10.29up)


7位

「虎峰(こほう)」

圧倒的な少量多皿!カウンター中華の新星

虎峰

虎峰(こほう)は、2016年4月1日、六本木にオ―プンしたカウンター中華。少なくとも20皿以上という少量多皿、コース1本で勝負する店で、80C(ハオチー)ではいち早く紹介して話題を呼びました。

30代前半の若き料理長・山本雅(やまもとまさし)さんは『ミシュランガイド東京』一つ星の「MASA'S KITCHEN」出身。今後じわじわ増えそうな、ニュータイプ高価格帯中華の注目店です。

「虎峰(こほう)」

>【業界人の耳より情報】虎峰(こほう)(港区・六本木)(2016.3.31up)


6位

「味坊(あじぼう)」

羊肉中華の聖地?味坊は3店舗あるんです!

味坊

「味坊(あじぼう)」は中国東北地方、チチハル出身の梁さんが切り盛りする人気店。80Cでは羊齧協会の記事、ラムバサダーの記事などでたびたび紹介してきましたが、実は未訪問…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここで整理しますと、神田ガード下、中国東北料理×自然派ワインの「味坊」が元祖で、大人数でワイワイいきたい店。一方、湯島の「味坊鉄鍋荘」は、羊×日本のこだわり食材×鉄鍋+東北点心が楽しめ、鍋を囲むスタイルから4人がベスト。

そして2016年、御徒町にオープンした「羊香味坊」は、羊の各部位が焼き鳥のようにあれこれ串で楽しめ、1~2名でも品数多く楽しめる店。いずれも羊肉料理が人気ですので、それぞれ食べ比べてみては?

「味坊(あじぼう)」

>【中華愛な人々】羊齧協会レポート「羊と紹興酒の会」(2013.6.6up)
>【うまいもの手帖】羊齧協会が選ぶ、都内近郊のおすすめ羊料理店(2013.6.6up)
>【うまいもの手帖】オールドファッションな火鍋を楽しむ(2014.2.14up)
>【中華愛な人々】始動!ラムバサダープロジェクト(2015.4.27up)
>【業界人の耳より情報】味坊鉄鍋荘(台東区・上野)(2015.12.21up)


5位

「蓮香(レンシャン)」

唯一無二!中国少数民族料理インスパイア

蓮香

ちょうど1年前、2015年12月にオープンした「蓮香」。公開以来、80C(ハオチー)の人気記事ランキングでしばらく上位をキープしていたことから、店への注目の高さがうかがえました。

オーナーシェフは、麻布十番で発酵をテーマにした中華「ナポレオンフィッシュ」で料理長を務めた小山内耕也さん。毎年中国に渡っては、雲南省や貴州省の少数民族の街を訪れ、感動した味を再構築しています

料理はおまかせ5900円1本で、何が出てくるかはお楽しみ。場所は恵比寿と白金を結ぶ305号線沿いです。

「蓮香(レンシャン)」

>【業界人の耳より情報】蓮香(レンシャン)(港区・白金)(2015.12.25up)


4位

「上海蟹(しゃんはいがに)」

年に一度は食べたい!中華の秋冬の風物詩

上海蟹

中華の秋冬の風物詩といえば上海蟹。中国には「菊黄蟹肥(菊の花が咲くころ、蟹が太って食べごろになる)」という言葉があり、10月半ばから冬にかけて最盛期を迎えます。

80C(ハオチー)では毎年上海蟹についてご紹介していますが、中でも2014年版が最も読まれています。蟹の基礎知識と市況、都内の主な提供店が掲載されていて便利ですよ。

「上海蟹(しゃんはいがに)」

>【中華歳時記】10月にやるべき中華的取り組み(2013.10.1up)
>【うまいもの手帖】今が食べごろ!上海蟹 2014(2014.10.24up)
>【うまいもの手帖】待ってました!上海蟹 2015(2015.9.30up)


3位

「牡蠣(かき)」

エキス、乾物、生…!牡蠣の美味三様

牡蠣

9月から2月くらいまでよく見られているのが牡蠣の記事。80C(ハオチー)では、オイスターエキス、干し牡蠣、生牡蠣と、それぞれにフォーカスした記事をご用意しています。

オイスターエキスは、広島産牡蠣100%の濃縮調味料。干し牡蠣は中国の春節(旧正月)の料理に用いられる縁起のいい食材。生牡蠣は、まさに今の季節に食べたい豆豉(トウチ)炒めのレシピをご紹介。読めば牡蠣に詳しくなること請け合いです。

「牡蠣(かき)」

>【食材狩人】オイスターエキス(広島県広島市・江田島市)①~⑧
>【家で中華】生牡蠣のトウチ炒め【レシピ付き】(2013.2.2up)


2位

「ミシュラン」

やっぱり星が気になる!注目の掲載店

ミシュラン

『ミシュランガイド東京』が発売されて今年で10年。80Cでは昨年から中華の掲載店をご紹介していますが、次号が出る頃になるにつれ、このページがかなりよく見られるようになってきます。

中華の掲載基準がどうであれ、やはり星は話題になるもの。ちなみに2016年版では中国料理店の掲載が19店舗で、2017年版はさらに2店舗増でしたよ。詳しくは以下のページにて。

「ミシュラン」

>【うまいもの手帖】『ミシュランガイド東京 2016』中華掲載店リスト(2015.12.05up)
>【うまいもの手帖】『ミシュランガイド東京 2017』中華掲載店リスト(2016.11.30up)


1位

「火鍋(ひなべ)」

「家火鍋」の時代到来か?「店火鍋」も進化中

火鍋

今年の検索ワード1位、もとい“80C流行語大賞2016”は火鍋! 80C(ハオチー)では「家火鍋食べくらべ」と題して、家庭用火鍋スープの素をご紹介していますが、これがじわじわ見られていましたね。

一方、昨今のレストランの火鍋を見てみると、チェーン系に代表される火鍋の味がある程度認知されたところで、ネクストステージに入っている印象が。例えば、麻辣火鍋の香りを重視しつつ、飲んでおいしいスープを提供したり、極めて鮮度の高い“ネタ”を提供する店も出現。日本らしい火鍋が誕生しつつある気がします。

麻辣火鍋発祥の地・重慶に行くと、スーパーのレーンの1つにズラリと火鍋の素が並んでおり圧巻。日本ではあり得ない光景ですが、家で気軽に楽しめるものが出てくると、もっと広まりそうですね。

「火鍋(ひなべ)」

>【中国菜的自由研究】家火鍋食べくらべ ①~④
>【中華好き人口を 増やす会】第1-4回:おこげ・火鍋談義(2012.5.16up)
>【うまいもの手帖】オールドファッションな火鍋を楽しむ(2014.2.14up)
>【家で中華】四川火鍋麺(2016.5.19up)



▼80C流行語大賞とは?
2016年1月1日~12月19日に、80C(ハオチー)で検索されたワードのランキングです。牛、豚、羊、鶏など、中国料理的特徴が特定できないワードおよび80C(ハオチー)の媒体名は除外し、中国料理に関する検索ワードと編集部で判断できたものをピックアップしています。



Text 佐藤貴子
Photo 小杉勉(魚香)、西田伸夫(泡菜)、「文菜香」(ナポレオンフィッシュ)、 市川義久(虎峰)、清水武司(牡蠣)、 宮濱祐美子(火鍋)、佐藤貴子(蓮香、味坊、ミシュラン)、Shutterstock(上海蟹)



カテゴリ:
Restaurant Now

記事公開日: 2016/12/26

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