炒米线(人気No.3 福建のオリジナル海鮮焼きビーフン)1,000円(税別)
炒米线(人気No.3 福建のオリジナル海鮮焼きビーフン)1,000円(税別)

(※2020.3.31追記:同店は閉店しました。)

池袋に続き、西川口に現地系中華のお店が続々と増えているというのは、中華好きの皆さんならご存知のことと思います。そんななかで私が次に来るのはここではないかと密かにウォッチしているのが、JR総武線の新小岩&小岩です(単なる地元という話しもありますが)。

小岩のある江戸川区は23区内で新宿区に次いで、住んでいる中国人が多い区。という事は日本全国でも2番に中国人が多い所かもしれません。そして、新小岩は葛飾区になるのですが、新小岩駅の周辺だけが江戸川区入り込んでおり、江戸川区生まれの私ですら、小学校高学年になるくらいまで、新小岩は江戸川区と思っていました(笑)。

そんな中国人商圏があることを商売上手な中国の人達が見過ごすはずがありません。昨年8月には、西川口で人気の「小城」が小岩店をオープン。そして、今年のG.W.にも西川口の福建料理店「福記」が新小岩2号店をオープン。今後、西川口で成功したお店の東京進出の最前線が、小岩・新小岩となるのではと、期待せずにはいられません。

小城 小岩店
小城 小岩店
福記 新小岩2号店
福記 新小岩2号店

そんな新小岩にオープンした「福記」ですが、駅南口改札を出て徒歩十数秒くらいながらも、高校3年間通学で新小岩駅を利用していても一度も通ったことがない、あれ?こんなところに路地なんてあったっけという立地の、まさに隠れ家的穴場店です。

新小岩駅南口改札を出て、左手目の前のマクドナルドの横の路地を入る。
新小岩駅南口改札を出て、左手目の前のマクドナルドの横の路地を入る。

今回注文したのは、炒米线(人気No.3 福建のオリジナル海鮮焼きビーフン)1,000円(税別)と、海蛎饼(人気No.1 牡蠣、お肉、野菜が入った揚げ物です)1個 300円(税別)。

炒米线(チャオミーシェン)
炒米线(チャオミーシェン)
海蛎饼(ハイニービン)
海蛎饼(ハイニービン)

山西刀削麺<河南烩麺<陝西ビャンビャン麺と、中国から入ってくる麺の幅が年々広がっていっていくなか、福建ビーフンは一気に対極に振り切った、今まで食べたことがないくらいの超極細。ひと口で100本噛み切るような、さわぁーっとした歯応えが新鮮です。

超極細の福建ビーフン
超極細の福建ビーフン

食べながらふとメニューに目をやると、焼きビーフンの下に載っていた「鱼丸(魚団子)」は、サメ肉から作られているようです。

鱼丸(魚団子)
鱼丸(魚団子)

そういえば、福建省アモイに行った時にも、サメ肉入りのお粥があったのが思い出されます。

福建省厦門(アモイ)にあったサメ粥屋
福建省厦門(アモイ)にあったサメ粥屋

福建省では普通にサメ肉が食べられているみたいです。という事はこのお店も、他の料理もガチ福建料理なのではと、期待せずにはいられないのでした。

店頭の福建料理の説明
店頭の福建料理の説明

 

【閉店】福建料理 福記 新小岩2号店
住所:東京都葛飾区新小岩1-46-7(地図
電話:070-3136-8666
アクセス:JR新小岩駅南口 徒歩1分

 


text & photo 小杉勉