「麻婆豆腐専門店 火の鳥」の麻婆飯(大)650円
「麻婆豆腐専門店 火の鳥」の麻婆飯(大)650円

(※2020.1.22追記:同店は閉店しました。)

江東区亀戸(かめいど)といえば、知る人ぞ知るディープ中華なエリア。

かつて、プリンセス・テンコーがショーをやったこともある、店内にステージのある中国料理店「美食&娯楽 九龍城」(現在は業態変更してハラール焼肉の「中華 清真 九龍城」になるも舞台は健在)があったり、

九龍城(2013年撮影)
プリンセス・テンコーの看板とノボリを掲げた「九龍城」(2013年撮影)

中国のメジャーカップ麺ブランド「康师傅(カンシーフー)」が箱買い出来るような、中国物産のお店が、何の違和感もなく溶け込んでいるような商店街が存在しているところです。

康师傅方便面
康师傅方便面

そんな亀戸に、プリンセス・テンコーに負けず劣らずゴージャス感のあるGACKTからの開店祝いの花輪が届いた麻婆豆腐専門店がオープンしたことを知って以来、気になっていたので行ってみました。

JR亀戸駅北口のロータリーから千葉方面に線路沿いの道を進みます。すると、そこからさらに細い路地の入口に、真っ赤な麻婆豆腐の看板が置かれているのが目印です。

路地の先をよく見ると、白い看板に「火の鳥」の文字。

路地の先に現れたのは、RED&BLACKなお店。

店頭の看板には堂々と「究極の麻婆豆腐」の文字が。さすが『芸能人格付けチェック』で驚異的な目利きぶりを発揮するGACKTが、花を贈るだけのことはありそうです。

そして、店内に入ると、これまた壁一面が赤い

テーブルにあったメニューを、壁に立てかけて写真を撮ったらほとんど赤。ここら辺には、お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーばりの赤へのこだわりが感じられます。

麻婆豆腐のメニューは、単品の500円か、麻婆飯の並盛・大盛どちらも650円。ということで麻婆飯(大)を注文。

「火の鳥」の麻婆飯(大)650円
「火の鳥」の麻婆飯(大)650円

スプーンを舐めてみると、辛さはが結構効いてます。遅れて舌に花椒の爽やかさも残る感じ。でも、この程度だったら、もっとイケイケなお店もありそうです。

しかし、そう思った方でも大丈夫。卓上の花椒とラー油で、心行くまで麻辣のレベルアップが可能となっております。

卓上の花山椒とラー油
卓上の花山椒とラー油

そこで、究極のその先を目指して、花椒を追加投入したのがこちら。写真ではほとんど分からないかもしれませんが、舌もピリピリするくらいになりました。

残り2割くらいになったところで、さらに痺れマシマシに。イイ感じに汗も出てきました。

かつて、「マーボー豆腐は飲み物です」というタレントブログもありましたが、「マーボー豆腐はスポーツです」というフレーズが浮かんできます(笑)。

究極とは何かは、個人の好みなどによって変ってくるでしょうが、単品だったらワンコインでいただける麻婆豆腐としては、この麻辣加減はよいバランスなのではないでしょうか。これではまだまだという極限に挑みたい人にも、自分好みの麻辣に調節できるのもいいですね。

麻辣方面だけではなく、色々なトッピングを追加して自分なりの究極麻婆豆腐を目指すこともできます。

券売機
券売機
【閉店】麻婆豆腐専門店 火の鳥
住所:東京都江東区亀戸5-4-9 第二ドミール 102(地図
電話:03-3637-0346
アクセス:JR亀戸駅 北口 徒歩3分
営業時間:11:30〜15:00、17:00〜22:00
定休日:無休

 


text & photo 小杉勉