コンセプトは“蕎麦前”。
飲んで、つまんで、麺で〆。

原宿竹下通りのさらに奥、石畳と洋館が印象的なブラームスの小径(こみち)に、5月13日(土)「原宿はしづめ」がオープンしました。

外観

「はしづめ」は、都内有数のホテルやレストランに中華麺を卸す老舗、橋爪製麺が運営するレストラン。5年前、広尾に誕生した一号店は、ごぼうや柚子など、季節の素材を練り込んだ麺料理が評判。続く青山店は、古民家で楽しむ上質なコース料理がウリ。

そして、このたびオープンした原宿店のコンセプトは蕎麦前(そばまえ)。蕎麦前とは、そば屋でそばをいただく前に、板わさや焼きのりなどをアテにお酒を嗜むこと。すなわち同店では、中華のエッセンスを宿した料理を酒の友にしつつ、はしづめ自慢の麺で〆るという楽しみ方がイチ押しなのです。

「日本では中華麺=ラーメンと捉えられがちですが、それとは別物として中華麺を楽しんでいただきたい」と話すのは、レストラン事業の立ち上げに関わってきたマネージャーの小林さん。広尾で麺料理を中心に5年間培ってきたものが、この店のコンセプトへと繋がっているのだそう。

料理はアラカルトのみで、気になるお酒はワインと紹興酒が中心。厨房に入るのは、広尾店と青山店を立ち上げ、「はしづめ」を店を育ててきた初見シェフです。そばの前に気軽につまんで飲んで、〆は自慢の麺という中華はありそうでなかったスタイル。気軽に上質な中華を楽しむきっかけとなりそうな店ですね。

 

 


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