バズった中華Tweetはこれだ!2019年Twitterインプレッションランキング

2019年、1,879本のTweetより、世の中を少しザワつかせたかもしれない80Cの中華Tweetをカウントダウンで発表!

[10位] 現地系小吃天国!上野アメ横「日本沙県食坊 御徒町店」

記事ランキングで9位の「日本沙県食坊」はTwitterでも強し!本家「沙県小吃」は、昨年の記事ランキングで9位で、昨年から続いている現地系小吃店出店の流れに乗ってますね。それにしても、最近のアメ横の多国籍アジア化はすさまじい。アメ横センタービル地下1Fも合わせて訪れてみては。

[9位] 蘭州拉麺に進化形和え麺登場!

2017年から2018年にかけては、都内を中心に蘭州拉麺店が続々オープン。本家の牛肉麺は「一清(クリアなスープ)、二白(大根)、三紅(辣子)、四緑(パクチーと葉ニンニク)、五黄(黄色く艶やかな麺)」を満たしたものですが、こちらは和え麺スタイルという変わり種。残念ながら既に閉店しております。

[8位] Amazonで「汽鍋」が売っていた(1,580円)。

水を使わず、食材が持つ水分だけで作る、雲南省の鶏のスープ「汽鍋鶏」。食材のうまみがしっかり抽出された、透明感のあるスープが持ち味ですが、調理に使う「汽鍋」がAmazonで1,580円。中国から運んでくるよりお手軽ですね。このTweetで購入した方もいらした模様。作らず食べたいという方は、四谷三丁目「日興苑 食彩雲南 過橋米線」に行きましょう。

[7位] 冰粉(ビンフェン)と凉糕(リャンガオ)が増えてほしい。

タピオカ出店ラッシュの2019年でしたが、80Cでプッシュしたいのは冰粉と凉糕。冰粉は愛玉(あいぎょく)の亜種のようなもの。ゼラチンでも寒天でも作れないような、ふるふるの食感のゼリーは、たっぷりあるのに水より飲みやすく、ツルッといけちゃいます。

一方、凉糕はややもっちりとしたやさしい甘さで、現地では激辛の重慶小麺店で痺れた口を甘く癒すデザートの定番。どちらもべったりとした甘さが苦手な方におすすめですね。西早稲田の「甘露」あたりで来年の夏も登場するかな?

[6位] 日清のどん兵衛「担担焼うどん 辛さしびれる花椒仕立て」。

痺れて辛い麻辣(マーラー)味がさらに商品に普及した2019年。1970年代に誕生したカップそば&うどんの雄「どん兵衛」も、なんと「焼きうどん」と称して、花椒後入れの和え麺を新発売。2020年、麻辣はどこまで行ってしまうのか!

[5位] 末広町「思泊湖 蘭州牛肉麺」のビャンビャン麺。

昨年の蘭州拉麺に続き、2019年は「ビャン活」が止まらない!秋葉原エリアにできた「思泊湖 蘭州牛肉麺」でも、同じ手打ち麺つながりでビャンビャン麺を提供。ランチに出かける方も多かったことでしょう。

[4位] 「兄貴」と呼ばせていただきたいほどの腕力。keeley86の投稿動画。

80C Twitterアカウントでは、80C発信のネタ以外にも、世の中の面白そうな中華ネタもいそいそと発信。さらに今年TikTok(中国発・モバイル向けショートビデオプラットホーム)を始めた流れで見つけた画像が大当たり。姐さん、こ、これ家庭の台所ですか…!?

[3位] バエない方がそそる!? 大久保「蘇園餛飩」の葱油拌麺。

記事ランキングで4位の「蘇園餛飩」は、記事を見た人の48.8%がTwitter経由。しかもメインビジュアルの五色餛飩ではなく、地味で茶色い葱油拌麺が大当たりというのが80Cらしい。公開後、店にはお客さんが続々、終了時間前に麺切れになることもあったとか。この麺のポストで21万5,631インプレッションを記録。

[2位] まるで中国のフードコート!池袋北口「友誼食府」

以前より中国色が強い池袋北口エリアでしたが、今年も深化が止まらない…! 駅前の大和産業ビル4Fの中国食材店「友誼商店」の奥にフードコートができたのは、2019年11月下旬ごろ。上海料理の「大沪邨(だうつん)」をはじめ複数店舗が出店しており、粥、鴨や香腸などが販売されています。しかし、どっちかというと気になったのは「二重カエル海鮮汁なし炭鍋」の張り紙。

[1位] 落ち込んだ時に見る、踊りながら大鍋を振る動画を何本も上げているお姐さんのTikTokアカウント。

255万3,106インプレッションを記録。4位にもランクインした、踊りながら大鍋を振るkeeley86の鍋振り動画が今年の堂々1位でした(4位の画像と被っているのは、4位がリプライTweetだったため)。動画は当然ながら動く被写体との親和性が高く、姐さんが鍋振りを止めて一瞬キメポーズをするのもハマってます。何も考えずにぼーっと数回再生してしまうこと請け合い!

猫や犬の動画のように、ただ何も考えずに見るだけで楽しいコンテンツってやっぱり強いですね。また、Twitterは動きが早く、気になる店舗にはすぐ足を運んだり、おもしろいと感じるものは速やかにシェアされるため、一度当たると球が転がるように伸びていく傾向があります。

80CではFacebook、Instagram、YouTube、Tik Tokアカウントも運用していますが(試験運用もあり)、各プラットホームによってユーザー属性は異なり、それぞれに違う動きが見られます。

特にFacebookは、80C黎明期からのアーリーアダプターが多く、料理のプロも数百名らっしゃいます。ゆえに、日本の中華業界の動向(新店・閉店)や料理本の紹介、杏仁豆腐の作り方などの記事のリーチが伸び、1ページ当たりの閲覧時間も長いです。

これらの動きを踏まえ、次のページでは2019年の注目点をピックアップ。ランキングには現れていない現象もご紹介します。

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