東京都内のおすすめ台湾麺線専門店3選

麺線は気になるけれど、すぐに台湾に行けない!そんなときは都内で食べるに限ります。本場と変わらない麺線を楽しめる3店をご紹介します。

具だくさん麺線で満足&歓喜!西新宿『台湾佐記麵線』

『台湾佐記麺線』の麺線。オレンジの器とレンゲに台湾を感じます。

西新宿駅から徒歩3~4分という好立地の台湾麺線専門店。麺線以外の台湾料理もたくさんあり、手作りの大根餅や香腸も楽しめるほか、台湾紹興酒(黄酒)の飲み比べもできます。

店名にもなっている麺線は、モツ、あさり、鶏肉、香菜と具だくさん。味を引き締めてくれる烏酢に加え、麺線のパンチ力をアップさせる「かつおにんにく」、少量で効き目抜群の「すごく辛いタレ」の3つで味変も楽しめます。

麺線小(左)と大(右)の違いはこのくらい。人数や料理の品数に合わせて選べるのがうれしいですね。
麺線の味変要素もしっかり説明されています。

とても活気のあるお店なので、事前に電話で席の予約やテイクアウトの注文を入れていくのがおすすめ。麺にしては低カロリーといわれる麺線ですから、安心してほかの料理もいろいろ注文して楽しんでみては。

『佐記麺線』の「麺線って低カロリーなんだよ表」。

朝9時から麺線が楽しめる!浅草『Steams』は蒸しパンも美味

浅草の雷門から徒歩5~6分、浅草観光の際に立ち寄りたい、台湾麺線と蒸しパンの専門店。昨年2021年3月のオープン直後に伺い、なぜ麺線屋さんを始めたのか尋ねると「大好きな麺線を毎日食べるために、お店を始めました!」と答えてくださったのが印象に残っています。

『steams』の大腸麺線。S,M,Lの3サイズから選べます。

こちらはの開店時間は朝の9時。なんと朝食に麺線を楽しめる貴重な店です。具にはモツ、あさり、パクチー入り。テーブルにある烏酢、特製ラー油、沙茶醤(カレイや干しエビをベースに香辛料を効かせた台湾の調味料)、揚げたエシャロットで味変も楽しめます。

卓上にはありませんが、にんにくの用意もあるとのこと。より台湾らしく楽しみたい方は、お店の方に声をかけてみてくださいね。

味変調味料の説明書きはマンガで。親切ですね。

また、もうひとつの看板メニューである蒸しパンは、選ぶのを迷ってしまうぐらい、いろいろな具が選べます。麺線とのセットもあり、テイクアウトにもおすすめです。

蒸しパンと麺線のセットメニューは1,000円。

麺線の通販も!二子新地『麺線屋formosa(フォルモサ)』

都心からも行きやすい二子新地または高津が最寄り駅となる『麺線屋formosa』は、台湾南部の屏東出身の女性オーナーの店。店名のformosa(フォルモサ)とは台湾の別名。ポルトガル語で「美しい島」という意味を持ちます。

看板商品の麺線はモツと香菜入り。味変要素は烏酢、にんにく、自家製ラー油、胡椒という定番が揃います。

『麺線屋 formosa』の大腸麺線。
麺線の食べ方をわかりやすくイラストで紹介しています。
麺線の味変調味料がずらり。

こちらの店は、麺線のオンラインショップもあるのがうれしいところ。ありがたいことに、麺線の解凍方法が動画で用意されているので失敗せずに再現できます。

中身は店同様にモツがたっぷり。烏酢も付いているので、香菜やにんにくも用意すれば、家でも台湾気分を楽しめます。ボリュームは小碗で3杯ほど。おかげで家族みんなで楽しめました。

『麺線屋 formosa』のオンラインショップから取り寄せた「陳さん家の麺線」950円。冷凍なのでいつでも食べたいときに解凍して楽しめます。
『麺線屋 formosa』のオンラインショップから取り寄せた麺線。モツがしっかり煮込んであって、香菜さえあればお店の味が再現できます。これは便利!

なお、お店では麺線をはじめ、魯肉飯、台湾南部のおつまみトマト(蕃茄切盤)など、いろいろな台湾料理を楽しめます。季節に合わせた限定メニューもあるので、ぜひお店のSNSをチェックしてから行ってくださいね。

さて、こうして日本でも麺線を食べられる店が出てきているとはいえ、全国的には少ないといえます。そこで次のページでは、自宅で楽しめるインスタント麺線をご紹介します。

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