2022年 Twitter食レポランキング TOP10
80C(ハオチー)Twitterインプレッションランキングでは、「ビャンビャン麺」「コンビニ」「中華ファミレス新メニュー」といった全国区のニュースが注目を集めましたが、「中の人」たちの中華食べ歩きではどんなツイートがみなさんの目に留まったのでしょうか。
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1位|肉肉肉!九段下「錦福 香港美食」の窯焼き肉
肉は強いです。大きな肉の塊はさらに強いです。「錦福 香港美食」は、広東式の焼味(窯焼きロースト料理)の人気店。豚の皮をパリパリに弾けさせた焼肉(広東語でシウヨッ:クリスピーポーク)、鶏レバーは注文必至のメニューです!
九段下「錦福 香港美食」の釜焼き肉をアラカルトで。
皮付き豚の皮をパリパリに弾けさせた焼肉(シウヨッ)、つやっつやの鶏レバー、蜜汁滴る叉焼に家鴨。中までしっかり火を通してうまみを引き出す王道の味わい。合わせるワインのラインナップが充実してます。
住所:東京都千代田区九段北1-9-12 pic.twitter.com/kid5qgvu5L— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) January 10, 2022
2位|くるんすぽん!東新宿「山西亭」莜面栲栳栳の麺づくり【動画】
麺パラダイス「山西亭」のシグネチャーメニューといえば、ハダカエンバクの麺でつくる筒形麺の莜面栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)。こう見えてこれも麺なんです。読めない!という方は、ラップ調でYOMEN, KAOLAOLAO!と口ずさんでみましょう。
東新宿「山西亭」の莜面栲栳栳1,400円 pic.twitter.com/809J9G8hUs
— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) August 29, 2022
3位|台湾の味!西新宿「台湾佐記麵線」の魯肉飯+麵線
台湾メシの代表格、魯肉飯+麵線をランチセットで食べられる「台湾佐記麵線」。極細麺をかつお出汁の効いたとろみスープで味わう台湾麵線は、来年さらに注目されそうな予感!
西新宿「台湾佐記麵線」の魯肉飯+麺線Mダーワン900円
カツオだし香るスープの麺線は、モツ、鶏肉、アサリ、香菜入り。とろみがあっていつまでも熱々で温まる。セットの魯肉飯は小椀ながら、じっくり煮込んでタレの染みた魯肉たっぷりで美味。単品大椀でもよかった。
住所:東京都新宿区西新宿7-12-12 pic.twitter.com/aVvCD0UjzB— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) January 27, 2022
4位|吉林省の冷やし中華。御徒町「延吉香 御徒町店」の延辺冷麺
日本では「冷やし中華」というと漠然と共通するビジュアルが目に浮かびますが、中国の冷麺は地域と民族によってあまりにも違います。北朝鮮に接する吉林省のソウルフードは延辺冷麺(延吉冷麺とも)。キンと冷やしたつるつる麺は羊串とともにぜひ!
◆関連記事>冷麺は韓国や北朝鮮だけじゃない!知られざる延吉冷麺の世界を『千里香 上野店』で学んできた
御徒町「延吉香御 徒町店」の延辺冷麺1,000円
麺はほのかにグレーのつるプチ食感。スープには氷が入り、甘味も酸味もしっかりした透明感のある一杯。冷麺醤を溶かすと赤赤としてコクと辛さが増す。一般的な冷麺だけでなく、とうもろこしを使った温麺と冷麺も選べる。
住所:東京都台東区上野3-27-3 3F pic.twitter.com/cfITuXo2lt— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) August 31, 2022
5位|エンタメ感がすごい!池袋「食彩雲南 西池袋店」の蒸気海鮮【動画】
間欠泉のような高圧蒸気で調理する鍋料理「蒸気石鍋魚」で人気のレストラン「食彩雲南」に今秋、広東省などで人気の「蒸気海鮮」がオンメニュー。生きたままの海老やシャコを地獄蒸しスタイルで楽しみ、鍋底にスタンバイしている粥でフィニッシュ。気になる方は池袋店へGO!
◆関連記事>中国雲南省の地獄蒸しを上野で!噴き出る蒸気で肌ツヤツヤ「食彩雲南 湯島店」の蒸気石鍋魚
池袋「食彩雲南 西池袋店」の蒸気海鮮
雲南石鍋魚でおなじみの食彩雲南 湯島店に続いて、西池袋店ではかつて広東省で流行った鍋も出現。活けの車海老やシャコなどを生きたまま蒸気で蒸し、色々な海鮮を調理した後、〆に鍋にたまった海鮮汁を粥で味わう。
住所:東京都豊島区西池袋1-38-3 D:vort池袋 8F pic.twitter.com/7zyowoSheb— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) December 2, 2022
6位|台南の味!末広町「Taiwan Bee」の鶏腿飯
2022年3月にオープンした「Taiwan Bee」は、日本人向けに味を調整していない、台南の魯肉飯(現地でいうところの肉燥飯)や鶏腿飯、排骨飯が楽しめる店。銀座線末広町駅そば、コロンホテル1階で、おひとりさまでも寛げます。
◆関連記事>魯肉飯で台湾を旅しよう!都内近郊で食べられる台北・台中・台南・屏東の味
末広町「Taiwan Bee」の鶏腿飯(骨付き鶏もも醤油煮込み定食)900円(税別)
QRコードでメニューにアクセスしての注文。写真を見ると、定食の鶏排飯・鶏腿飯・排骨飯は台湾鉄道のステンレス製2段式弁当箱での提供。味の染みた鶏腿と、ラード飯の素朴な味わいが好吃。
住所:東京都千代田区外神田6-10-3 pic.twitter.com/01FbxQMwuf— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) April 7, 2022
7位|羊肉マリトッツォ!池袋「羊肉専門店 辰 TATSU」の羊スープ&羊肉バーガー
まるで羊肉のマリトッツォ! 陝西省発祥の中華バーガー、肉夹饃(ロウジャーモー)と羊肉が合体した「羊肉専門店 辰 TATSU」の羊汁と羊肉のチャイニーズバーガーセットが昨年に続きランクイン! 肉もりもりのビジュアルで、2021年のインプレッションNO.1に輝いたメニューが再び登場。
池袋「羊肉専門店 辰 TATSU」の羊汁と羊肉のチャイニーズバーガーセット1,100円
羊肉尽くしのランチメニューが揃ったお店に1年振りに再訪したが、ランチ12食限定の羊肉夹饃が13時過ぎでもまだあったら、頼まずにはいられず、前回と同じものを頂く。
住所:東京都豊島区南池袋1-18-23 ルックハイツ201 pic.twitter.com/diAJvFWCy8— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) November 30, 2022
8位|池袋北口「永祥生煎館」で生煎包(焼き小籠包)
池袋北口を出てすぐ、小腹が空いたらすぐに軽食をキメられるのが「永祥生煎館」。入口そばで焼いている生煎包(焼き小籠包)は6個780円。持ち帰りはもちろん、店内の細いカウンターがで食べることもできます。甘いものが苦手な方は、ここで小休憩してみては。
池袋「永祥生煎館」で生煎包6个780円。
池袋北口正面で焼き小籠包といえばここ。ちょっと甘めでコクのあるスープにたらりと黒酢をキメるのが最高。今日も行列できてました。
住所:東京都豊島区西池袋1-29-1 pic.twitter.com/4ps9mSKGUN— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) May 8, 2022
9位|豊洲「麻辣先生」の椒麻鶏(ジャオマージー)
両手でガバッとお腹を割ると、丸鶏の中に青花椒と唐辛子がぎっしり! 香り立つ麻辣香がそそる椒麻鶏は、豊洲の四川料理店「麻辣先生」の今秋の新メニュー。鹵水(ルーシュイ:肉や内臓を煮込むスパイス入り調味液)で軟らかに煮込んであり、数日かけて楽しめます。お持ち帰り、お取り寄せにぜひ。
◆関連記事>この丸鶏料理がすごい!中国料理のワザあり丸鶏を東京で味わう[広東・四川・吉林編]
丸鶏の中には青花椒と唐辛子がぎっしり!腹から麻辣香を吸い込み、滷汁でこっくり煮込まれた若鶏を、ぐわしと開いてむしゃむしゃ食べる椒麻鶏(ジャオマージー)。豊洲「麻辣先生」の新メニューをいただいてきました。冷菜で酒のつまみによし、温かくしておかずによし。1羽2,680円、これは買いですね。 pic.twitter.com/lEOoIkiY5i
— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) September 5, 2022
10位|代々木「香港飲茶 点心厨房」の叉焼エッグ丼と腸粉
2021年12月にオープンした、カジュアルな香港点心専門店。蒸し海老餃子や腸粉など、滑らか&つややかな作りたて点心があれこれ楽しめますが、香港式の叉焼エッグ丼のような庶民派メニューもあるのです。店内はやや狭いものの、1~2人でサクッと香港成分をするには最適!
代々木「香港飲茶 点心厨房」の特製直火焼きチャーシューと温泉卵のライスボール880円+海老入りチョンファン680円+サービス料10%
タレと温玉の甘みをまとった長粒米に、厚切りながらも軟らかさのある叉焼のっけご飯に、にゅるっともっちりな腸粉は、エビ3尾入り×3本。
住所:東京都渋谷区代々木1-42-4 pic.twitter.com/wYgirUPwmV— 80C[ハオチー]中華料理がわかるWEBメディア (@80Cjp) January 21, 2022
2022年は中華系の軽食店が続々増えており、Twitterの食レポでも点心・小吃が注目を集めました。基本的にランチ情報が多いので、麺やごはんものの投稿も見られましたね。
そんな中、検討したのが「食彩雲南」の「蒸気海鮮」です。間欠泉の如く飛び出る蒸気や、活けの海鮮にみるみる火が通っていくさまが見られるなど、食べる前からのエンタメ性は唯一無二。調理はシンプルですが、これだけの海鮮を家で集める手間を考えると、店が流行る理由もわかります。
また、ランキング上位にはきませんでしたが、「ヌン活」の流れで、チャイニーズアフタヌーンティーの情報も頻繁にTweetし、話題を集めました。スタイルを問わず、点心をつまんで過ごせる場所は人気が高まっていると感じますね。
コロナ禍を経て、かなり日常を取り戻している2022年年末。来年はもっと人と集い、笑い、食卓を囲める日がきますように!
TEXT:サトタカ(佐藤貴子)
ランキング集計:コスギ(小杉勉)