東京&都内近郊で仙草メニューが楽しめる店4選

ICEもHOTも1年中仙草が楽しめる!『浅草豆花大王』

豆花の記事でもご紹介した『浅草豆花大王』では、無糖の仙草粉から作ったさまざまなメニューが楽しめます。

シンプルに仙草の風味を味わえる「仙草ゼリー」は、きび砂糖シロップがかかっており、甘すぎないさじ加減が魅力。ほかにも、温かな「焼仙草」、涼を呼ぶ「仙草かき氷」、豆花のトッピングに仙草ゼリー、ドリンクメニューに「仙草ソイミルクティー(HOT/COLD)」、「仙草ソイミルクコーヒー(COLD)」と、バリエーションが豊富なのもうれしいところ。

『浅草豆花大王』の仙草ソイミルクティー(COLD)。
『浅草豆花大王』の仙草ソイミルクティー(HOT)。

どのメニューも1年中注文できるので、胃袋に余裕があれば、「焼仙草」と「仙草かき氷」を同時に注文することもできます。健康志向の方なら、タピオカよりカロリーの低い仙草をドリンクのトッピングに選び、微糖にするのがおすすめです。

まだ日本では珍しい「焼仙草」は、できたては熱々でとろとろ。少し温度が下がってくると、ぷるぷるに変化するので、異なる食感を同時に楽しめます。トッピングのおすすめは白玉。白とピンクの2色がのって、見た目にもきれいです。

『浅草豆花大王』の焼仙草。Photo by 浅草豆花大王
『浅草豆花大王』の焼仙草に白玉をトッピング。

「仙草かき氷」は、仙草の液体を凍らせた氷を削り、さらに仙草ゼリーとタピオカをトッピングしています。こちらも珍しいので、暑い時季にぜひ試してみてください。

『浅草豆花大王』の仙草かき氷。仙草ゼリーとタピオカをトッピング。かき氷にかかっているのはきび砂糖シロップ。甘さが足りない場合、自分で足せるようになっています。

浅草豆花大王【浅草】
東京都台東区浅草4-43-4(MAP
営業時間 平日12:00-20:00 土日祝11:00-19:00
火曜定休
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アメ横に来たら寄りたい『台湾嫩仙草専門店 黒工号 上野店』

『黒工号』は台南発の仙草専門店です。御徒町エリアにあり、アメ横に行くとつい寄ってしまう方も多いのではないでしょうか。

『台湾嫩仙草専門店』と掲げた看板の「嫩」は「軟らかい」という意味。その名の通り、こちらの仙草ゼリーは、軟らかくぷるぷるとした食感がたまりません。トッピングは1号、2号、3号とあらかじめ組み合わせが決まっているメニューもあれば、自分で好きなものを選ぶこともできます。

『台湾嫩仙草専門店 黒工号 上野店』の特製嫩仙草(プレーンな仙草ゼリー)に、はとむぎと黒米をトッピング。ミルクはあらかじめたっぷりかかっています。

ドリンクメニューの種類も多く、専門店だけあって、仙草ゼリーのトッピングもできます。私のおすすめは、仙草ゼリーがたっぷり入った「仙草ミルク」。ほろ苦い仙草ゼリーとミルクの相性は抜群です!

また、仙草と豆花が相い盛りになった「仙草&豆花」や、さらにいろいろなトッピングがのった「総合黒工」もあります。

さらに寒い時期だけのお楽しみは「焼仙草」。温かな仙草とトッピング6種類に、別添でピーナッツがついており、カリカリの食感が心地よいアクセントになっています。

「総合黒工」。仙草と豆花に、マンゴー、ミニイモエン、ナタデココがのった店おすすめの一品。photo by 黒工号
『台湾嫩仙草専門店 黒工号 上野店』の「仙草ミルク」。

 黒工号 上野店【上野・御徒町】
東京都台東区上野4-6-8(MAP
営業時間 11:00-21:30
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中国で3,000店舗展開中!ポップな仙草ドリンクが人気『悸動焼仙草 大岡山店』

『悸動焼仙草(きどうやきせんそう|悸动烧仙草)』は上海発の仙草ドリンク専門店。中国に3,000店舗以上展開している一大チェーン店で、カジュアルなデザートを食べる感覚で仙草が楽しめます。

中国の仙草の生産地、福建省竜岩市武平県の仙草をメインに使っているとのこと。仙草といえば台湾の関西、中国の武平、どちらも客家人が多く住むエリアです。

ドリンクには仙草を含む6種類の具が入っているのが基本。ただ、メニューをパッと見ただけでは、ドリンクのベースの味付け味がわかりにくいので、店員さんに確認してくださいね。

『悸動焼仙草 大岡山店』のメニュー。

「店おすすめ」の意味を持つ「ザオパイ仙草(招牌仙草)」は、カップ入りでスプーンで食べるタイプ。入っているのは、ぷるぷるの仙草ゼリー、イモ(小さな芋だんご)、タピオカ、小豆、サツマイモ(大きめの芋だんご)、レーズンの6種類。ココナッツミルクベースで、モチモチ食感のトッピングが多く、ボリュームがあります。

『悸動焼仙草(きどうやきせんそう)』のザオパイ仙草(招牌仙草)。ココナッツミルクベースです。
『悸動焼仙草(きどうやきせんそう)』のザオパイ仙草(招牌仙草)。モチモチ食感のトッピングが多く、ボリュームがあります。

また、「仙草1号」と名付けられたドリンクは、ミルクティーに仙草ゼリー、タピオカ、小豆、ピーナッツ、ナタデココ、レーズンをトッピング。ベースは甘すぎないミルクティーに、レーズンとクラッシュピーナッツの食感がいいアクセントになっています。ここまでいろんなトッピングが入ったドリンクは飲んだことがなかった私には新鮮でした。

『悸動焼仙草(きどうやきせんそう)』の仙草1号。

ちなみに現地の『悸動焼仙草』は、フルーツの入ったドリンクメニューが豊富です。中国らしく、楊梅(ヤンメイ|yángméi|ヤマモモ)なども選べます。20年以上前の話ですが、上海に住んでいるときに楊梅にハマったことを思い出しました。楊梅のドリンク、飲んでみたいものです。

『悸動焼仙草(きどうやきせんそう)』外観。(2023年7月19日更新)
店の外にある仙草の説明書き。

悸動焼仙草 大岡山店【大岡山】
東京都大田区北千束1-52-7(MAP
03-5726-8313
営業時間 11:00-21:00
年中無休
Wolt(デリバリー)

箱根の山で台湾の美味を!『HAKONE PICNIC 台湾カフェ』

箱根登山鉄道小涌谷駅からほど近く、千条の滝通りに面した『HAKONE PICNIC 台湾カフェ』は台湾人夫婦が営む店。木のテーブルや梁の見える店内は、ナチュラル&コージーな雰囲気。席によっては箱根の景観を楽しみながら、魯肉飯や鶏肉飯、豆花などを楽しめます。

採光がよく、木のぬくもりが感じられる『HAKONE PICNIC 台湾カフェ』の店内。
カウンター席に座ると山の景観が目の前に。

店の雰囲気同様、こちらの仙草メニューもナチュラルテイスト。仙草は仙草茶としてシンプルに楽しめ、ほのかな甘さですっきり飲めます。また場所柄ピクニックメニューやデリバリーメニューもあり、テイクアウトするのもいいですね。

『HAKONE PICNIC 台湾カフェ』の仙草茶(ICE)。

そもそも仙草茶を飲める店自体が少なく、HOTとCOLDの両方が選べるのは珍しいので、箱根旅行の際はぜひ立ち寄ってみてください。

HAKONE PICNIC 台湾カフェ【小涌谷】
神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷457-6(MAP
営業時間 11:30-20:00
水木定休
Instagram
オフィシャルサイト

いよいよ最後のページでは、自宅で仙草を楽しむためのTIPSをご紹介。見たら台湾関西鎮にいきたくなってしまう動画集もありますよ。

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