つまみ食いで完食しそう!美味しすぎる芋泥(タロイモペースト)のレシピ
タロイモを日本の自宅でも食べたい。タロイモスイーツを作ってみたい。そんなときは、中華食材店で売っている、冷凍の揚げタロイモを買うのがおすすめです。
生のタロイモはアジア食材のお店で見かけることもありますが、どこでも簡単に入手できるものではありません。そこでここでは冷凍の揚げタロイモを使った、芋泥(タロイモペースト)の作り方をご紹介します。
レシピは「街角饅頭店吉祥天」の邱さんが台湾メシ研究室で教えてくださったもの。タロイモペーストができれば、トーストにのせたり、蛋餅に入れたり、豆花や仙草とあわせたりと、いろんな料理やスイーツに使えます。ぜひお試しください。
<芋泥(タロイモペースト)のレシピ>
冷凍の揚げタロイモ 200g
無塩バター 25g
砂糖 10g
牛乳 40g
<タロイモペーストの作り方>
①冷凍タロイモをしっかり蒸して、油を落とす。
②タロイモをつぶす。少し塊があるぐらいが食感を楽しめる。
③つぶしたタロイモ、バター、砂糖、牛乳を鍋に入れ、弱火で混ぜ続ける。
④冷ましたら、できあがり。
このプロセスで、比較的時間がかかるのは③の作業です。所要時間はおよそ20分。じっくりしっかり混ぜるのがポイントです。
このレシピは甘さ控えめなので、軽食に使いやすく、アレンジしやすいのが魅力。お好みでバター、砂糖、牛乳の量を調整してくださいね。また、生クリームを加えたり、ココナッツミルクで作ったりと、アレンジも楽しめます。
ちなみに生のタロイモを調理する際は、里芋と同じく手がかぶれることもあるので、調理の際はご注意を。人によっては、食べすぎると喉がかゆくなる方もいるようです。里芋でかゆくなる、という方はご留意ください。
*******
気づけばハマってしまうタロイモの世界、いかがでしたか? 調べてみると、ご紹介したいことがたくさんありすぎて、前後編に分けさせていただきました。これまで注目していなかった方も、日本でも楽しめるタロイモグルメは意外とたくさんあります。ぜひこれを機に、タロイモスイーツや料理を日本でも楽しんでみてくださいね。
前編も必読!> やみつき!タロイモの世界[前編]日本でタロイモスイーツが楽しめる店3選 |
<参考資料>
農業主題館「芋頭大百科 母芋品種」
Mordor Intelligence「タロイモの市場規模と市場規模株式分析 – 成長傾向と成長傾向予測(2024~2029 年)」
台湾に行きたいわん「We Love TARO!タロイモ 大好き!」
台灣有機精品茶&食材「柔らかく濃厚な台湾有機タロイモ」
【動画】台湾特捜チャンネル(片倉佳史の部屋)「台湾で味わう韓国料理、タロイモ料理 台湾グルメ漫談003」
TEXT&PHOTO:はっしー
学生時代に中華圏の近代史を学び、中華POPSを愛聴。上海および香港在住を経て、現在は日本在住。中華料理は食べる専門だったのが、作るほうにも目を向けるようになったのはここ数年。上海界隈から南の沿岸部、香港、マカオ、台湾の味が好み。>過去記事はこちら