[豆花ネタ帖2025]豆花をとことんおいしく楽しむTIPS

最後に、2024年後半~2025年4月にかけて印象に残った豆花の話題をピックアップ。それぞれの豆花ライフにお役立てください!

台湾ではとにかく豆を食べる。DAYLILY(デイリリー)発信の豆花情報に注目!

漢方のライフスタイルブランド「DAYLILY(デイリリー)」から、2025年3月24日、初の著書『台湾美人式 おまもり漢方習慣』が出版されました。

その出版記念トークイベントでは、豆乳や豆花、豆類の話がてんこもり!「台湾ではとにかく、豆を食べますよ」と。

著書内にも、豆花や豆類の紹介や、「身体にうれしい台北スポット」の紹介で台北の豆花店も載っています。DAYLILYさんのYouTubeでも、豆花店の紹介があるので、ぜひチェックしてみてください。

一気に台湾風味!豆花のシロップに冬瓜粉糖をプラス

冬瓜粉糖。

2025年4月上旬、台湾と日本を行き来しながら活動する台湾料理家・ペギー・キュウさんが来日し、洛神花(ローゼル)を扱うディアローゼルとのコラボレッスンが開催されました。

そこで盛り上がったのが、豆花にかけるシロップの話題。台湾では豆花のシロップに冬瓜茶を使っているところが多く、冬瓜茶の塊を粉糖状にした「冬瓜粉糖」が便利なんだそうです。

さっそく家で、きび糖と冬瓜粉糖をブレンドして豆花のシロップを作ってみたところ、冬瓜糖が少し加わるだけで、台湾らしい風味になり、香ばしい香りに心が踊りました。

ペギーさんの著書『ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ』では、豆花粉で作る豆花や、寒天で作る豆花のレシピが載っています。

シロップや、トッピングになる豆類や茹で落花生、白キクラゲなどのレシピもあるので、手作りに挑戦したい方はぜひご覧ください。冬瓜粉糖はディアローゼルのオンラインショップや大阪の神農生活で購入できます。

素材で攻めるか、QQ系を楽しむか。トッピング選びには年齢が現れる!?

春夏は冷たく、秋冬は暖かくして、一年中楽しめる豆花。さらに健康を考えれば、春夏は身体の熱をとる緑豆をトッピングするなど工夫もできます。

そしてトッピングといえば、30代の台湾の友人が、「何を選ぶかは、年齢が現れる」というんです。曰く、4050代以上は落花生とかハトムギとかだろうけど、20代や30代は弾力を感じられる、QQな食感のタピオカだね」。

私はつい落花生を選んでしまうのですが、みなさんはどうでしょうか。

合わせて読みたい!
広がる豆花(トウファ)の輪!都内&近郊でこだわりの豆花が楽しめる店7選【全国豆花MAPあり】(2022年3月31日初出)


TEXT&PHOTO:はっしー
学生時代に中華圏の近代史を学び、中華POPSを愛聴。上海および香港在住を経て、現在は日本在住。中華料理は食べる専門だったのが、作るほうにも目を向けるようになったのはここ数年。上海界隈から南の沿岸部、香港、マカオ、台湾の味が好み。>過去記事はこちら