味坊農家楽(ノンジャーラ―)MEETS 羊名人&羊名人ふりかけ。中国東北料理に赤い粉を!

当日の料理は全12品。コースの構成は、凉菜(熱くない料理)が4品、熱菜(温かい料理)が5品、麺点(粉もの)2品、そしてデザートが1品。これは胃袋力を結集して食べるべき内容…!

本日のメニュー。
味坊オーナー、梁さんからも料理の説明が。

いざ、宴会料理の先陣を切るトップバッターは、東北料理の前菜の定番、老虎菜(ラオフーツァイ)です。

香菜わっさー! 口にすると、この中にキレのよい青唐辛子が混ざっており、口を鮮烈に刺激。「羊名人ふりかけ」は好みで増します。

わっさー!と盛られた朝穫れの香菜は芳香抜群。一見香菜だらけに見えて、中にはキレのよい青唐辛子が刺客のように潜んでおり、口を鮮烈に刺激。そこにほの甘さも感じる「羊名人ふりかけ」が絶妙なアクセントに。

また、あちこちのテーブルから「おいしい!」と絶賛されていたのが東北大拉皮(ドンベイダーラーピー)

東北大拉皮(ドンベイダーラーピー)。ベテラン職人の手作りはうまいことこの上なし!

いわゆる板春雨ですが、味坊は自店で手づくり。ちょっと厚めでふるふるとした食感は、乾燥春雨とは段違いの口当たりのよさ。黒酢だれの旨深い酸味が後を引きます。

静かに存在感を放っていたのは、生野菜のプレートに味噌を持った蘸醤菜(ヂャンジァンツァイ)。ただそれだけに見えますが、この味噌は炸醤と呼ばれる肉味噌で、当日の朝手作りなんです。隠し味は卵。宴会の中で、最後までつまみ続ける一皿とはこういうもの。

できたての炸醤こと肉味噌。このまま麺に和えて食べたい!
切りたての青大根。密度が高く、辛みは少なく、心地よい清涼感があります。
穫れたて野菜に手作り肉味噌。シンプルイズベスト。

明炉の炭火で焼き上げるラム肉塊が、内なる野生を呼び覚ます!

そして「味坊」といえば真っ先に羊肉串を思い出すほど羊肉料理のおいしい店。この日は、内モンゴル出身の職人さんが骨付きの羊肉から骨を抜き、炭火を入れた明炉で、焼きたての烤羊肉(カオヤンロウ:羊のロースト)を出してくれました。

赤くちらつく炭火の光。肉の脂したたる明炉の中の炭火を見ていると、野生が呼び覚まされそう。
ラム腿肉をはじめ、家鴨や叉焼などは専門の職人さんが大型の明炉で焼き上げます。
焼きたてのこれを食べると思うと、思わず笑みが零れてしまう。

ラム肉はアイスランド産で、部位はショルダー。合わせる調味料は言わずもがなの「羊名人」です。「羊名人ふりかけ」も好みでかけていただきましたが、やっぱり烤羊肉には「羊名人」ですね。

羊肉には羊名人!(しかし写真はふりかけです)

よだれトンカツ×「羊名人ふりかけ」の新提案!

また、熱菜(暖かい料理)で「印象に残った」という声が多かった、ひとひねりあるメニューが口水炸猪排(コウシュイジャージュウパイ)。直訳すると〈よだれトンカツ〉です。

上にかかっているのは「揚げものに合う!」を自負している「羊名人ふりかけ」と小葱の合わせ技。遠目には七味唐辛子のように見えますが「羊名人ふりかけ」に含まれるフライドオニオンとパン粉が香り高く、クリスピーさを増幅。

黒酢ベースのさっぱりとした甘酢タレに、薄めの衣でサクッと揚げたトンカツと千切りレタスという三重奏は、油淋鶏にも通じるものがありました。「羊名人ふりかけ」は、きっと油淋鶏にかけても合いますね。

無限につまめる、羊名人ポテチ!

そして味坊集団の人気店、御徒町「老酒舗」の定番つまみであるスパイスがけのポテトチップ。それを羊名人風味に変えた炸洋芋(ジャーヤンユー:揚げポテト)も、伸びる手が止まらない!

揚げたじゃがいもに羊名人。これほどいつまでもつまめるつまみがあろうか。

ちょっと厚切りでザクッ、ほろっとした食感は、市販のポテトチップとは別物のおいしさ。「羊名人」ちょいがけでも、山盛りかけてもイケるやつです。これは家でも真似できそう。

もちろん料理は「羊名人」味以外もたっぷり。東北菜(ドンベイツァイ:中国東北料理)といえば外せない粉ものに、自慢の羊の白湯(パイタン)を使った麺。宴会の後には穫れたて野菜直売会も…!

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