杏仁アイス、杏仁コーヒーもいける!杏仁香るお手軽アレンジメニュー5選

杏仁液を冷やし固めると杏仁豆腐になりますが、固めなければ、いろいろなアレンジが楽しめるのが手作りのいいところ。あまりの香りのよさに、杏仁液を身近なドリンクやスイーツと合わせてみました。杏仁の風味がよい引き立て役になって、これはやみつきになりますよ。

◆そのうちにお店に並びそう!「杏仁カルピス」

杏仁液と、水で5倍に割ったカルピスと1:1で割ったもの。杏仁のコクでカルピスの酸味がかすかに丸くなって、より飲みやすい仕上がりです。

◆やさしい甘さで相性バツグン「杏仁甘酒」

杏仁液と米麹甘酒を1:1で割ったもの。さらりとした甘さの米麹甘酒の風味は、意外にも杏仁の香りとケンカせずに相性バツグンです。杏仁汁と甘酒の割合はお好みで。

◆「杏仁豆乳」は豆乳が苦手な人におすすめ

杏仁液と豆乳を1:1で割ったもの。豆乳独特のクセがまろやかになって、豆乳が苦手な人でも飲みやすいドリンクに変身します。合わせる割合はやはりお好みで。

◆意外なおいしさ「杏仁コーヒー

アーモンドミルクのイメージで、杏仁液とブラックコーヒーを合わせてみました。これが意外なおいしさ!コーヒーの苦みや酸味がとれて、フレーバーコーヒーで作るカフェオレのような1杯に仕上がります。コーヒーは濃い目に入れたほうが風味がボケずに仕上がるよう。杏仁豆腐のおともにもおすすめですよ。

◆「杏仁アイスクリーム」は、はっきりいってクセになります

バニラアイスクリームに杏仁液をたっぷりと。これは予想通り、文句なしの組み合わせです。フルーツや杏仁豆腐と一緒にグラスに盛り付ければ、杏仁パフェも楽しめますよ。バニラの香りが強すぎないアイスの方が、杏仁の香りがより引き立ちます。

本物の杏仁豆腐体験を!

誰にとっても身近な杏仁豆腐ですが、その風味は店によって千差万別。だからこそ、本物の杏仁豆腐の味と香りを体験してみませんか。

今回使った南杏や皇杏は、中華食材を扱うお店で入手可能です。時間はかかるものの、ご紹介したレシピは誰でも失敗なく作ることができるもの。一度作ったら間違いなくハマりますよ。

南杏(ナンキョウ・写真左) 150g 972円(税込)
皇杏(コウキョウ・写真右) 150g 1,080円(税込)
杏仁豆腐セット(杏仁霜・板ゼラチン・クコ(枸杞))1,415円(税込)


TEXT:大野俊介
PHOTO:サトタカ(佐藤貴子)
料理制作:遠藤亜紀(日本橋古樹軒)