台湾カフェで楽しもう!パイナップルスイーツと技ありドリンク
文句なしに可愛い&おいしい!川越『一六八 台灣包子糖水點心』のパイナップルケーキ&ソーダ
台湾系のカフェで、パイナップルケーキやパイナップルドリンクを出す店が増えています。そのひとつが、川越の『一六八(いろは)台灣包子糖水點心』。地元のお客様のテイクアウトが多い人気店です。
店主は台湾南部の高雄出身、台南育ち。川越観光の入口という好立地にあり、レトロで可愛らしい雰囲気の店内で、台湾の軽食や豆花(ドウファ)、焼き菓子を楽しめます。
なかでもパイナップルケーキは、香料、着色料、防腐剤などを使わず、素材にもこだわった逸品。生地にチーズの風味が効いた濃厚な味わいで、店主自身が「台湾で今流行っている味に近いです」と紹介してくださいました。

見ためも味もよいベーシックなパイナップルケーキだけでなく、チョコがけや、イチジクジャムを加えた創作パイナップルケーキも見逃せません。「川越はちょっと遠くて」という方も大丈夫。オンラインショップでも週に1度販売されるので、遠方の方でも買うことができます。
パイナップル餡をアレンジして作られたパイナップルソーダや、パイナップルグリーンティーもおすすめですよ。



ホールで買いたい!銀座『Cha Nova(チャノバ)』のしっとりパイナップルケーキ&台灣金鑽鳳梨青茶
台湾で台湾茶を学んだ日本人店主による、銀座でほっとできるカフェといえば『Cha Nova 台湾茶飲料専門店』。
メニューにある台湾茶ドリンク、軽食、焼き菓子などはどれも丁寧に作られたものばかり。なかでも自家製パイナップルケーキ(写真下)は、大きな丸型で焼き上げた逸品です。餡は果肉が感じられるタイプで、水分が多くしっとり。生地もしっとりしていて上品な味わいです。

このようなパイナップルケーキにはなかなかお目にかかれないので、店主にお伝えしたところ、いろいろと食べ歩き、試行錯誤して、この唯一無二のパイナップルケーキが誕生したのだそう。
手土産にホールやハーフサイズで買いたいときは、事前に店頭や電話で予約もできますし、オンラインストアで注文もできます。
また、こちらのドリンクは厳選された台湾茶葉を使っていて、何を頼んでも美味しいのですが、おすすめのひとつが台灣金鑽鳳梨青茶(パイナップル青茶)(写真上左)。台湾産の金鑽パイナップルと台湾産の茶葉・四季春で作られた台湾茶ドリンクです。
金鑽パイナップルならではの濃厚な風味と、濃い目の四季春のハーモニーが日本でも味わえるのは嬉しいもの。金鑽パイナップルが手に入る時期限定となりますが、2021年は晩夏まで提供したそう。春から夏のお茶として味わってみてはいかがでしょう。



何個でも食べたくなる!行徳『臺北駅(たいぺいえき)』のパイナップルケーキ&スムージー
行徳の駅前で、台北のお店に迷い込んだ気分になれる『臺北駅』。店主は、台北ど真ん中で生まれ育ったそうで、すぐに台湾だとわかる店名をつけたそう。小さい頃から大好きという日本やアジアのアニメグッズが並ぶ中で、台湾式のドリンクや芋圓(いもだんご)を楽しめます。

パイナップルケーキは、どこか懐かしい気分になる素朴で軽い味わいのなかに、パイナップルの風味がしっかりと感じられるもの。小ぶりなので、ほかにもいろいろと食べながら、2個でも3個でも食べられるのでは…と毎回誘惑に駆られます。UberEatsでもかなり人気があり、週に3度ほど作っているそう。
パイナップルスムージーはジャスミンティーと合わせてあり、上に乗ったミルクフォームがアクセントに。パイナップルの甘酸っぱさを存分に感じられ、暑い日にいただいたということもあり、思わず一気飲みしてしまいました。



豆花×パイナップルも見逃せない!
前回の豆花の記事でご紹介した店でも、パイナップルを使ったメニューを楽しめる店があります。
『浅草豆花大王』では、台湾パイナップルが入荷したときは台湾パイナップル豆花がメニューに登場。季節限定、初夏の豆花ですね。

また、浦安の『ナカセンナリ豆花』には、豆花だけでなくパイナップルケーキもあります。朝食セットをオーダーすると、一口サイズのパイナップルケーキがついていますよ。

なお、各店のお菓子やドリンクに使われるパイナップルは、その季節に入手できるものとなり、時季によっては台湾産とは限りませんのでご留意くださいね。
さて、カフェや豆花店で楽しむ台湾パイナップルも気分が上がりますが、家でリラックスして台湾パイナップルの風味を楽しむのもいいものです。次のページでは、定番のあのスイーツから、ちょっと珍しい調味料まで、家で楽しめるパイナップル加工品をご紹介します。