ゆで卵にこんな食べ方が!湖南の定番「小炒」の技法でつくる「小炒金銭蛋」

湖南料理を代表する調理法に「小炒(シャオチャオ)」がある。これは小米辣などのピリッとシャープな辛さの生唐辛子を効かせ、下味をつけた肉類などをチャッチャと香り高く炒めるというもの。ご想像通り、恐ろしくごはんが進む。

そんな「小炒」の料理に、ゆで卵が主役の「小炒金銭蛋(シャオチャオ ジンチェンダン)」がある。これは、日本ではちょっと珍しい。

小炒金銭蛋(シャオチャオジンチェンダン)。

ポイントは、ゆで卵を高温の油で揚げるか、たっぷりの油で煎り焼きするプロセスだ。こうすると白身の表面に細かな凹凸が生じ、その凹凸にピリリと味が乗る一方、中はぷりぷりとして清らかな白身が保たれる。

また、黄身はいくらか辛さを吸うものの、ほくほくとした味わいがたまらない。つまり、白身と黄身を一緒に口にすれば、唐辛子の香り高さや調味料のうまみを感じつつ、辛さは長引かず、あと味がいいというわけだ。

豚肉や牛肉を使った定番料理「小炒肉(シャオチャオロウ)」や「小炒牛肉(シャオチャオニウロウ)」だと、肉が唐辛子の辛さを全力で吸うので「ヒーーーー」となりがちだが、卵は違う。この「小炒」なら、湖南料理が初めての方にも心からおすすめできる。

ランチセットで選べる「湘式小炒和牛肉(湖南式牛肉の唐辛子炒め)」。激しく米を呼ぶ。

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