①TOP20 | ②印象的な店 | ③店選び | ④繁盛店の秘密 | ⑤消えた店 | ⑥まとめ
400回のひる中華から見えたもの80C(ハオチー)のFacebookページで平日昼時に更新の「ひる中華」が400回を迎えました。 そこで、ランチを通じて中華業界を定点観測してきた編集部が、記憶に残ったひる中華、流行っている店&潰れた店、そりゃないよひる中華など、400回のひる中華を通じて、ここ1年8ヶ月間の都内近郊中華事情を語ります。 【対談】80C(ハオチー)編集部コスギ サトタカ
◆まずはランキング発表!サトタカ:さて、あれこれ語る前に、まずは400回の人気ランキングをご紹介しましょうか。 コスギ:毎月のひる中華ランキングと逆に、上から発表します。
サトタカ:「ひる中華」を始めた頃より最近のほうがファン数が増えているので、どうしても後半に掲載されたひる中華の方が「いいね!」が多くなる傾向はありますが、意外に日付がバラけていて、大衆的かつ定番の料理が並びましたね。 コスギ:私の印象は1位から6位までサトタカ訪問店が独占って感じです。トップ10のうち7つが麺。そのうち6個はサトタカさんの麺好きによるもの。 サトタカ:私が麺好きというより、世の中には「麺は人を動かす」って法則がありますからね。一方で、11位以降は、いかにも中国料理らしい料理、ひと工夫ある料理が出揃いました。
コスギ:ちなみに80C(ハオチー)のFacebookページを見ている方は、ここ約1か月で男性61%、女性39%。Facebookページにいいね!してくれている方の38%は、なんと中国料理業界の方になります。 サトタカ:ランキングを見てみると、特に焼き物は根強い人気ですね。日本で出す店がそう多くないのと、香港などで食べた経験のある人が少なくないのとで「ああ、また食べたい」という票がある感じ。 一方で、ここ半年以内に都内でオープンした店の中には「GINZA芳園」「クリスタル ジェイド 上海 バール 日本橋店」など、焼きものをウリのひとつにするところが増えてきているのも事実。グルメ層に熱狂的に受け入れられた外苑前「楽記」の盛況ぶりに、「これから焼き物を名物にしよう」と判断しているところもあるかもしれません。
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