オージー・ラムのPR大使こと「ラムバサダー」に、中華業界から「味坊」の梁オーナーが選出されました!
ラムバサダーに「味坊」の梁宝璋さんが就任!
この春、オーストラリアのMLA豪州食肉家畜生産者事業団が立ち上げた「ラムバサダープロジェクト」のメンバーに、「ラムバサダー」として中国料理業界から「味坊」の老板・梁宝璋(リョウ ホウショウ)さんが選出され、就任されました。
写真右が梁宝璋さん(ラムバサダープロジェクト ローンチイベントにて撮影)
イベントにはホンモノのアンバサダー、オーストラリアのミラー駐日大使も駆け付け「新しい和製英語を作ることができてとても嬉しいです」と挨拶が。
MLA豪州食肉家畜生産者事業団とは、平たく言うとオーストラリアの食肉生産者集団を代表する組織。日本でいうところのJAに近い存在というと、イメージしやすいかもしれません。
その日本ブランチが、満を持してひつじ年に立ち上げたのが「ラムバサダープロジェクト」。ラムバサダーとはLAMBとAMBASSADORをかけた言葉で、彼らがオージー・ラムのアンバサダーとして、その魅力を広め、発信する役割を担います。
今回中華業界から選出された梁さんは、神田ガード下の人気店「味坊」の老板(店主)。
同店は、羊肉串をはじめ、羊肉餅、羊肉水餃、孜然羊肉(羊肉のクミン炒め)、火鍋、大勢集まれば手把羊肉(手づかみで食べる羊肉の煮込み)…と、羊料理だけで楽しめるほど、羊を使ったメニューが豊富。羊×中華のキーワードで真っ先に名前が挙がる店だけに、梁さんのラムバサダー就任は納得ですね。
キーワードは「食べる・扱う・調理する・マリアージュする」
同プロジェクト発足にあたっては、4月22日にローンチイベントを開催。揃いのユニフォームを来たラムバサダーが集まり、各自ラムを使った料理やラムのPRを実施しました。
活動のキーワードは「食べる」「扱う」「調理する」「マリアージュする」。そこには、業界や分野を超えた繋がりによって、食の豊かな広がりを願う気持ちが込められています。
味坊の羊肉串もこの日はイベント仕様。ハリッサヨーグルト、スマックスパイス、そして味坊の特注羊肉に欠かせないマジックスパイス、3種類のスパイスで提供されました。
ちなみに2014年の日本のオージー・ラム輸入量は、前年比30%の増加で、9年ぶりに1万トン超だそう。9年前はジンギスカンブームによる増加でしたが、今回は一過性ではなく、ラムメニューが各店に増えてきた結果とも取れます。
本プロジェクトの主なターゲットは、シェフや飲食業界に関わるプロやセミプロの方々。ラムバサダーの活動によって、食のシーンに楽しい化学反応が起きそうな気配むんむん。今後の活動に注目です。
なお、今回選出されたラムバサダー9名は以下の通り。
入江眞史 / ADENIAオーナー・シェフ
東澤壮晃 / 株式会社東洋肉店 代表取締役
福田浩二 / Salt by Luke Mangan エグゼクティブシェフ
毛塚智之 / パレスホテル大宮 副料理長 洋食レストラン統括料理長
井上真里恵 / 料理研究家・フードスタイリスト
菊池一弘 / 羊齧協会 主席
梁宝璋 / 味坊 店主
石井秀代 / フード・コンサルタント、オリーブオイルソムリエ
小林直矢 / Pirouette シェフ
※詳細プロフィールはこちら
▼ラムバサダー特設サイト
http://aussielamb.jp/lambassador/
https://www.facebook.com/pages/Lambassador-Project/1575093512780196
Text & Photo:佐藤貴子