第214回「わかば食堂」(2019.5.29)
一日料理長は、茅場町「真不同 飲茶倶楽部 茅場町店」辻本凌さん[21歳・料理人歴3年/神奈川県横浜市出身]でした。
このところ、毎回限定数量をオーバーして予備分まで提供するくらい沢山のお客様にお越しいただく、好調の続く「わかば食堂」ですが、それにもかかわらず終了予定の14:00までにすべてのお客様にお帰りいただけるほど、滞りなく料理を提供してくれた辻本さん。
日頃もホールから中が見える厨房で働いてはいるものの、ガラス越しに区切られており、全くのオープンな厨房での調理を終えてみての第一声は、「勉強になりました」と言っていました。
新卒で入社したお店では、厨房に伝票を通したり、鍋担当のサポートを行う打荷(だほ)をやっていたけど、今のお店に移ってからは、まだ一年程度ながら、ランチでは料理を作らせてもらってるとのことで、その辺の経験が「わかば食堂」でも活かせたのかもしれません。
将来の目標は、人の役に立てる人間になることですと答えており、どういうことか尋ねると、どの立場だろうと最終的に目指していることはお客様に喜んでもらうことなので、そのためには今いる立場で全力を尽くし、そのための苦労も若い今のうちに経験しておくべきなので、それほど苦だとは思っていないと言っていました。

当日のメニュー

- 主菜
A:桜海老乗せ中華風パスタ(桜虾伊府麺) B:鳥と木茸の広東蒸し(北菇蒸滑鸡) - 前菜
有頭海老の甘酢揚げ/豚トロの香味焼き ミニトマトのライチ漬け - スープ
山菜入り中華風蒸しスープ - デザート
クラシック黒ゴマプリン
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text & photo 小杉勉