食卓に欠かせない定番野菜、きゅうり。スーパーでは1本から買えて便利だ。しかし微妙に軟らかいものもあり、隣に置いてある3~4本入りの袋入りのほうが断然オトクで鮮度がよく見える……なんてことはないだろうか。

一方、1~2人暮らしだと、鮮度のいいうちにきゅうりを何本も食べ切れるか心配もある。そこで中華の出番だ。基本の和えもの、定番の炒めもの、変化球のスープできゅうりを三段活用してみないか。

気分は中華居酒屋!拍黄瓜(たたききゅうりの和えもの)は永遠の定番

中華居酒屋で定番のおつまみといえば「拍黄瓜(パイファングァー:たたききゅうりの和えもの)」。きゅうりの瑞々しさと食感、ごま油の香りがひとつになった、シンプルで飽きのこない一皿で、ワンルームの小さなキッチンでも簡単に作れる。ここではビニール袋を使い、場所をとらずに手軽に作れるレシピをご紹介したい。

[材料:1~2人前]
・きゅうり 1本
・塩 小さじ4分の1+α
・にんにく 1片
・ごま油(焙煎タイプ)小さじ1強

作り方

【1】きゅうりの先端部を切り落とし、ところどころピーラーで皮を引く。きゅうりを手で半分に折り、さらに半分に折る。

【2】きゅうりを包丁の腹で押して軽く潰す。にんにくも包丁の腹で潰してから、粗みじんに刻む。

【3】きゅうりを手で食べやすい大きさに分け、にんにくと一緒にビニール袋に入れる。塩小さじ4分の1を入れて振り混ぜる。

【4】5分ほどおいて、きゅうりに塩をなじませる。

【5】ごま油を入れて混ぜ、味を見て、塩を少々足してできあがり。

それほど気にしなくてもいいけど知っておくと「へ~」と思える作り方のポイント

・きゅうりの皮には、ほんのり苦みや渋み、青臭さがある。ランダムに皮を引くのは、その風味を調整するためだ。食感の観点では、皮の厚い、端に近い部分を多めに引くのがおすすめ。皮の風味が好きな方は、皮を引かなくてもよい。また、引いた皮は水に入れておくときゅうりウォーターができる。食事のお供にどうぞ。

きゅうり2本分の皮を適当に引いたものを水に入れ、冷蔵庫に入れておく。しばらくすると、ほんのりきゅうりの香りがついたきゅうりウォーターができあがる。

・きゅうりは手でちぎり、包丁の腹でつぶすと、表面に凸凹がつき、調味料がよくなじむ。にんにくもまた、包丁の腹で潰してから刻んだ方が舌のあたりがよい。

・塩をまぶして5分置くことで、きゅうりに味がなじむ。水がでてきたら、切ってからごま油を和えると味がボケない。急ぐときは5分おかなくても問題ない。

・塩をしてビニール袋に入れた状態で冷蔵庫に入れておき、食べる直前にごま油を和えてもよい。その場合はきゅうりから水が出るので、水気をきってから油を和える。

次のページでは中国家庭料理の定番、きゅうりと卵の炒めものを紹介しよう。調理時間は約5分。塩味でさっぱりとキメてもいいし、オイスターソースを少量加えてごはんや弁当のおかず向けの味にしてもいい。

NEXT>中国家庭料理の定番!黄瓜炒鶏蛋(きゅうりと卵の炒めもの)のレシピ