中華おたま
別称 :お玉杓子
読み :おたまじゃくし
中国語表記:铁勺
北京語読み:ティェ シャオ
発音記号 :tiě sháo
中華鍋、中華包丁、中華まな板とならんで、中国料理器具四天王の1つ。
包丁とまな板がペアなように、「鍋に調味料を量り入れる」「鍋の中の具材を混ぜる」「鍋から料理を皿に盛り付ける」と、中華鍋とは二人三脚で活躍する。
強力な火力で調理する中国料理に適した形に、柄が長く進化しており、柄と碗状の部分の角度が浅いのは、日本のお玉は汁もの中心に使われることに対して、中華のものは炒めものが中心となるためである。
”包丁イ~イッポン サラシに巻~いて♪”と、和食の流れ板がマイ包丁を持って店を渡り歩いたように、中華の世界でも、昔は品質的にお玉のサイズが微妙に異なっていたため、自分の分量感覚をキープするため、マイお玉を持って店を渡り歩いたという。
4・6・8・10・12両(1両:40cc)といろいろサイズがあり、柄の長さも様々である。
【関連項目】
中華おたま&中華鍋
1988年の「日清 どん兵衛」のテレビCMにおいても、ベストパートナーとして登場している。
オタマジャクシ
カエルの子をオタマジャクシというのは、その形が玉杓子に似ているからである。
タマ
日本で最もオーソドックスな、ペットのネコの名前。
ペットの名前は見た目から取られることが多く、「玉のように丸くなって寝るから」という説があるものの、イヌだって丸くなるじゃんと思い、ネコの飼い主にどう思うか聞いてみたところ、「犬は猫ほどに丸くならない(笑)骨ばってるし。」との見解であった。猫背って言うくらいだから、やっぱりネコは玉のように丸くなるからタマなのかと納得したのでした。
Research: Xiao Shan-Mian & Chuka Lovers(シャオ・シャンミェンと中華ラバーズ)