香腸、醤肉、黄酒のマリアージュ!
「過門香」などを出店するRAMRAグループが11月末、六本木俳優座の1Fに新たな中国料理店を出店しました。
なんと、その名は「歩高里(ブルゴーニュ)六本木店」。とはいえ、中華×ワインの店ではありません。ウリは手づくりの香腸(シィァンチャン)と、四川醤肉(ジィァンロウ)、そして黄酒(フゥァンジゥ)です。
香腸とは腸詰、豚の小腸に肉と調味料をあわせて詰めた“中国版ソーセージ”のこと。中国では地域によって風味に違いがあり、日本で食べられる香腸は台湾式、広東式が多いですが、同店の香腸は香辛料の効いた四川風。四川省重慶市出身の特級調理師、明信江氏が手がけているため、味は本場仕込みなのです。
また、醤肉とは八角、桂皮、山椒など、さまざまなスパイスを入れた複雑な味と香りの漬汁に、豚バラ肉や肩ロース肉を浸して作った“漬け込み肉”のこと。
食べ方としては、加熱して薄切りにし、そのままおつまみにしたり、ベーコンのように調味料的に使いますが、同店のおすすめは、蒸した後、わさびを隠し味にしたアボカドソースをつけていただく新スタイル。くるみ入りの中華風蒸しパンに挟んでいただくのもオツな食べ方です。
さらにお酒は、紹興酒に代表される中国各地の黄酒(フゥァンジゥ)を幅広くラインナップ。これを、香腸、四川醤肉とともにちびちびやれば、まさにそこは中国居酒屋…!
場所は六本木駅至近、俳優座ビル1F。円卓個室も2つあり、宴会にも最適。この界隈になかったタイプの中国料理店ですので、ぜひ足を運んでみてください。12月はオープン記念サービス中につき、かなりオトクです。
(情報提供:K藤)