中国料理店の掲載は21店。昨年より2店増!
12月2日(金)は『ミシュランガイド東京 2017』の発売日。それに先駆け、公式サイトで掲載店が公開されています(期間限定)。
東京版の発売は今年で10年目。2016年版では中国料理店の掲載が19店舗で、一昨年より大幅に増えましたが、2017年版はさらに2店舗増。以下に掲載店をご紹介します。
※()内は所在区/最寄り駅です。
※店舗名は『ミシュランガイド東京 2017』の表記ではなく、店舗が公表している名称にしています。それぞれ五十音順です。
二つ星★★
御田町 桃の木(港区/三田・田町)
二つ星の定義は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理 ―熟練した技術で丹念に仕上げられた料理は、シェフの個性と能力をしっかり示している―」レストラン。
小林武志シェフが腕を振るう「御田町 桃の木」は、昨年に続き2度目、中国料理店唯一の二つ星に輝きました。ちなみに小林シェフ、「日本橋 古樹軒」の料理教室「中国料理の友」レギュラー講師としても人気です。
一つ星★
うずまき(港区/赤坂)
琥珀宮(千代田区/丸の内)NEW
瑞雪(世田谷区/梅ヶ丘)
センス(中央区/三越前)
富麗華(港区/麻布十番)
MASA’S KITCHEN(渋谷区/恵比寿)
一つ星の定義は「そのカテゴリーで特においしい料理 ―常に良質な料理を提供している―」レストラン。2017年は「パレスホテル東京」内の「琥珀宮」が加わりました。これで中国飯店系列は「富麗華」と合わせて2店舗が星付きに。
また、今年は「快適度」を表現するスプーン&フォークのマークの中でも「特に魅力的」な店を赤色で表示しています。マークが3つ(非常に快適)で、さらに赤色(特に魅力的)という最高評価を得たのは、ホテル「マンダリン オリエンタル 東京」の広東料理店「センス」。
マークが2つ(快適)で赤色(特に魅力的)は「富麗華(フレイカ)」。マーク2つは「MASA’S KITCHEN(マサズキッチン)」でした。
ビブグルマン
チャイニーズレストラン Essense(港区/表参道)
ENGINE(新宿区/神楽坂)
jeeten(渋谷区/代々木上原)
中華香彩 JASMINE(渋谷区/広尾・恵比寿)
中華銘菜 圳陽(中野区/東高円寺)
膳楽房(新宿区/神楽坂)
CHINA MOON(目黒区/学芸大学)
はしづめ(渋谷区/広尾)
虎穴(中央区/馬喰横山・東日本橋)NEW
中国食酒坊 まつもと(杉並区/西荻窪)
中国四川料理 梅香(新宿区/神楽坂)
虞妃(渋谷区/代々木上原)NEW
楽記(港区/外苑前)
龍口酒家(渋谷区/笹塚)
ビブグルマンの定義は「コストパフォーマンスの高いレストラン ―丁寧に作られた良質な料理が手ごろな価格で楽しめる―」レストラン。
新たに加わったのは、東京イーストサイドの人気店「虎穴(フーシュエ)」と、2014年秋にオープンした「虞妃(ユイフェイ)」です。
まとめ
昨年は中華の掲載店舗が大幅に増えたところで、今年はほぼ昨年と変わらぬ顔ぶれが並んだ模様。ビブグルマンというカジュアルなカテゴリが2軒増えた一方で、客単価3万超の価格帯の店は今年も登場しませんでした。
また、中国料理の掲載店のほとんどがビブグルマンですが、これは中華のイメージによるものなのでしょうか。80C編集部としてはもう少し、一つ星が増えてもいいと思っております。
東京の飲食シーンに活気や刺激をもたらしている中国料理店は、掲載店以外にもたくさんあります。ご参考までに、80C(ハオチー)Facebook読者のリーチ数単純集計による、ひる中華ランキング、よる中華ランキング(ともに2016年上半期)と比べてみては?