Chuka Lovers

中華句会 1:円卓のつなぐ縁かな中華句会

あなたも中華俳人に!円卓の上の中華料理を五七五で一句詠む「中華句会」とは?

2012/12/20up


円卓のつなぐ縁かな中華句会

円卓の上の中華料理や食材を季語に代えて一句詠む「中華句会」。初耳の方も多いかと思いますが、それもそのはず。これは、その日の食事の感動を五・七・五のことばで切り取る…という、まったく新しい遊びです。

おいしい記憶を写真に撮るのではなく、句にしたためる。ただ食べるだけでなく、料理をことばで味わう。知らない者同士でも「中華」という共通のキーワードで円卓を囲めば、意外と会話に困らないというのも「中華句会」の魅力でしょう。

さて、年の瀬も差し迫る12月、その記念すべき第一回・ハオチー中華句会が行われました。会場は、神楽坂通りの中ほどよりやや坂上、毘沙門天の斜向いにある「チャイニーズテラス ルウロン」です。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは四川料理で有名な「神楽坂 芝蘭」の姉妹店。エレベーターで2階に上がり、エントランスに足を踏み入れると、そこはまさにモダンチャイニーズ。落ち着いた茶系の雰囲気でまとめられた店内は、いかにもデートや接待によさそうな雰囲気です。

そんな店の奥まった場所にあるのが、本日我々の使う円卓のある個室。ここに、6名の参加者が集まりました。

木杓
木杓(きしゃく)
中華食材販売会社勤務。好きな中華は「蕃茄炒蛋(卵トマト炒め)」。句歴はないが、中華句会参加を決めてから、この日まで昼飯をすべて中華に費やし句作に励む。

月
(つき)
書道師範。書の研究のため中国を2度訪れているという求道者。疲れた時に食べたくなる中華料理は「酢豚」。今回が初句会。

大蒜
大蒜(にんにく)
人気ランチブロガーと国家公務員、2つの顔を持つ。好きな中華は「麻婆豆腐」で、その原体験は丸見屋の「麻婆豆腐の素」。情感溢れる筆致が句作にどう活かされるか。

月
みねり
メキシコ&パナマで子供時代を過ごし、編集職を経て現在は広尾在住のマダムに。好きな中華は「昔ながらの酢豚」。80C(ハオチー)の読者でもある。句会は初めて。

泥頭
泥頭(でいず)
出版社勤務。句歴2年。俳句結社「炎環」に所属しつつ、自らも「ぶりかま句会」を主宰。さらに英字俳句も詠み、数多の句会に出没する、まさに「俳句が趣味」の人。

こばら
こばら
80C編集部。中華の取材や執筆に携わり足かけ10年目。よく頼む中華は「腰果鶏丁(鶏とカシューナッツの炒め物)」。約1年半の句歴の中で、中華句会を思いつく。



以上6名が円卓についたところで、おもむろに登場したのがこちらの菜譜(お品書き)です。

菜譜
菜譜(本日のお品書き)


これらの料理や食材が、いったいどう中華俳句として料理されるのか―――?
まずは前菜からスタートです!

≫つづく:金針菜朱色の箸に割られけり

≫中華句会の遊び方
≫第2回中華句会「中国湖南料理 華湘」編



Text:佐藤貴子(ことばデザイン)
Photo:佐藤貴子(ことばデザイン)、小杉勉


カテゴリ:
Chuka Lovers

記事公開日: 2012/12/20

※情報は掲載時のものです。内容は後日変更される可能性がありますので御了承ください。