「羊名人」×「やみつきスパイス」=「やみつき名人」!?

家で羊肉を美味しく食べるためのクミン入り調味スパイス塩「羊名人」と、サイゼリヤのアロスティチーニ(羊肉の串焼き)についていて、持ち帰りもできる「やみつきスパイス」

SNSでたびたび目にする「似ている」という声から、同じ材料でラム肉と野菜の炒めものを作って比較してみたところ、なんと「混ぜるとおいしい」という結論に。(詳しくは前回の記事「『羊名人』とサイゼリヤの『やみつきスパイス』が似ているという噂は本当か?」にてどうぞ)

その記事を見て「やみつき名人」\ぱぶりすと!/ @publistさん)というつぶやきも登場。たしかに、スパイス強めの「羊名人」に、塩味強めの「やみつきスパイス」を混ぜると、絶妙な塩加減で、エキゾチックながら落ち着きのある味わいが誕生。やみつきの味とはまさにこれ!

「羊名人」と「やみつきスパイス」の羊野菜炒め。ラムもも肉を油亜少なめ調理で。

そして、両者の合わせ炒めを口に含むやいなや、脳裏に浮かんだのがウイグルのポロや、ウズベキスタンのプロフ。「羊名人」や「やみつきスパイス」が持つ、クミンの風味を生かした羊肉の炊き込みごはんがこれで手軽にできるのでは…!

炊飯器でできる!「羊名人」と「やみつきスパイス」で作る羊肉の炊き込みごはん

そこでさっそく、中華×イタリアンの新生ハイブリッド調味料「やみつき名人」(仮称)で作る、羊肉の炊き込みごはんのレシピを考えてみました。

<材料>

羊肉 160g(1パック150~300gくらいをお好みで)
にんじん 1本(中サイズ)
玉ねぎ 1個(小サイズ)
にんにく 1片(小さいものは2片)
中玉トマト 2個
油 大さじ3杯

米 2カップ
水 いつも米を炊いている分量と同量かやや少なめ
「羊名人」 小さじ山盛り1
「やみつきスパイス」 小さじ山盛り1
塩 ふたつまみ(肉の下味用+米の調味用)

材料の選び方は調理のコツに通ず

作り方の前に、材料の選び方に少々お付き合いください。羊肉の部位はどこでもよいですが、羊肉の香りがあまり得意ではない方は、ラムもも肉を選ぶとよいです。もも肉は脂が少ないので、冷めたときに白く脂が固まることがほぼなく、それでいて加熱調理後の肉質は比較的軟らかめに仕上がります。より気になる人は、脂をカットし、炒め油に加えてもいいでしょう(写真)。

油でラムの脂を溶かすようにします。

調理の際、油は少ないと焦げやすくなりますので、比較的たっぷり使います。使う油によって、仕上がりの香りも変わってきますが、ここでは調味料と羊肉の香りを生かしたく、太白ごま油を使いました。羊肉に脂がしっかりついている部位を使う場合は、若干油を少な目にしてもよいかと思います。

また、「羊名人」と「やみつきスパイス」の量は控えめです。理由は、このレシピでは‟ごはんもの”としてうますぎない、それでいて香りは生きるさじ加減にしているためです。

西方の味わいはシンプルで、塩だけで調味することもある羊の炊き込みごはん。濃い味が好きな方は調味料多め、塩も多めというように調整してください。ただし、過ぎたるは及ばざるが如し。足りない調味料はあとからかけてもよいのです。それではさっそく作り方をご紹介しましょう。

作り方は具を炒めて、のせて炊いて蒸らすだけ!

①米を研ぎ、水に浸す。

日本米で作るときは、普段ごはんを炊くときと同様に米を研ぎ、冷水に浸しておきます。ジャスミンライスの場合は軽く洗えば、水に浸さなくてもOKです。

②材料を切る。

にんじんは3㎜の細切り(目安)、玉ねぎは細めのくし切り、中玉トマトは四等分のくし切り、にんにくは包丁の腹で叩き潰して繊維をくずした後、粗みじん切りにすると舌ざわりがよくなり、香りが出やすくなります。
羊肉は一口大に切り、下味に軽く塩をまぶします。そうすると、炊きあがったときに味わいがしっかりします。

③材料を炒める。

フライパンに油を入れ、羊肉を炒め、表面に軽く焼き色をつけたら、にんにくを入れて香りが出るまで炒めます。

にんにくの香りが出たら、にんじん、玉ねぎを入れて、全体に油を絡めるように軽く炒めましょう。最後に炊き上げて火を通すので、ここは油で炒めてほのかに香りを出す程度に留めます。

④米にスパイスを加える。

水に浸している米に「羊名人」「やみつきスパイス」、塩をひとつまみ入れ、全体を混ぜます。

まず「羊名人」。
パァァと広がる赤い粉。
続いて「やみつきスパイス」。
「羊名人」と「やみつきスパイス」、ふたつ揃って「やみつき名人」に。
混ぜ合わせました。
⑤米に具を加える。

炒めた具を米の上に入れます。炊き上がりに混ぜ合わせるので、ここでは混ぜなくてもOK。

最後にトマトを上に乗せたらいよいよ炊きます。

⑥米を炊く。

写真はハリオの「フタがガラスのご飯釜」ですが、炊飯器をご利用の場合、炊飯器で普通に炊いてください。鍋で炊く場合、数分間長めに炊くとおこげでできます!

⑦蒸らす。

炊き上がり、蓋を開けるとおぉ…!「羊名人」とも「やみつきスパイス」ともいえない、エキゾチックで羊肉にぴったりで、つい踊りたくなるような香り!※踊り方のイメージは想像におまかせします。

⑧混ぜてから蒸らす。

具と米を混ぜ合わせたら、全体に水分が均一にいきわたるよう、蓋をして少々蒸らします。米が少し水っぽいと感じる場合は、長めに蒸らしてください。

長めに炊いておこげをつけてみました!
米粒のひとつひとつにスパイスがつき、すてきなオレンジ色に染まっています。

中国西方風味×イタリア風味=食卓に中東の風!

油を多めに使った炊き込みごはんなので実に艶やか!羊肉とにんじんの風味が米に染み渡り、その風味に「羊名人」と「やみつきスパイス」の香りがどことなく中東の風を吹かせます。

今回は薬味として、セロリの葉と小ねぎのみじん切りを用意しました。セロリの葉にした理由は、香菜が手に入らなかったからです。この炊き込みごはんには清涼感のある香りが合いますので、香菜が入手できる方はぜひ。

具を炒めていつものようにごはんを炊くだけで、なかなかのごちそう感が出る羊肉の炊き込みごはん。今回は冷めてもおいしいラムもも肉で作りましたが、ラムラックを豪快にのせて炊き上げれば一段と華やか。なにより、肉も野菜もたっぷり入って、これだけでも満足できそうな勢い。日々の食卓なら、インスタントでもいいので、ここにトマトスープがあったら最高じゃないでしょうか。

もうしばらく家で過ごす日々が続きそうですが、お手元の「羊名人」や「やみつきスパイス」を活用して、ぜひ家中華(といってもかなり西寄り)を楽しんでいただけたら何よりです。


TEXT&PHOTO サトタカ(佐藤貴子)