あの香港で食べた「清蒸魚」をレンジを使って5分で再現!
前頁の「あのたれ」とは、古樹軒の「あの香港で食べた蒸し魚のたれ」のこと。実はこの商品、80C(ハオチー)を運営する中華・高橋の営業担当が、初めて中華の清蒸魚を食べ「魚を蒸して食べるってこんなにうまいんだ!!」とドはまりし、「家でもあの蒸し魚が食べたい」という熱意で開発した経緯がある。
作り方は非常に簡単。自分でやることといったら、葱を刻んで白髪ねぎをつくり、生姜を少々刻むだけ。鯛など白身魚の切り身を皿に入れ、刻んだ生姜と葱を入れて1分レンジで加熱したら、「あの香港で食べた蒸し魚のたれ」をかけて再び1分30秒レンジでチン。トータル5分もあれば、ジャスミンライスが止まらない世界が待っている。
とはいえ、これまで魚汁をつくり、油を熱してじゅーっとかけてまじめに清蒸鮮魚を作ってきた方ならば「えー、たれだけでそんなのおいしいの?」と思っても無理はない。
しかし侮るなかれ。意外と入手しにくいピーナッツ油と魚醤(魚露/ナンプラー)の香りに、フレッシュな葱生姜の香りがあいまって、想像以上のクオリティ。また、調味料の風味を最大限に保つため、アルミパックで1切に1袋使い切りになっているのもこだわりだ。
皿の上で調理が完結。洗いものが少ない!
さらにこのたれ、味のよさに加えてもうひとつのメリットがある。それは、食卓に出す皿のまま調理ができるので、洗いものが極めて少ないことだ。魚に包丁を入れたり、蒸し器や油を熱するフライパンを用意したり、それらを洗う必要もない。これは発明といっていいのではないだろうか。
そうはいっても「熱した油をじゅーっとやったほうがおいしいんじゃないの」というあなた。それはそれで魅力があるが、切り身でできる手軽さとこのおいしさを知ってしまったら、もう後には戻れない。家で楽しめる魚料理の幅を広げるのに、使わない手はないですよ。
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TEXT&PHOTO 80C編集部