鉄板中華に焼き物三昧!
『孤独のグルメ』ドラマ版登場のあの料理も!
神楽坂下交差点からほど近い複合ビル「ポルタ神楽坂」2Fに、11月28日(火)「青山シャンウェイ神楽坂店」がオープンしました。
「青山シャンウェイ」は、中華鍋のみならず、鉄板で調理する中華料理が評判の店。近年は『孤独のグルメ』TVドラマ版の舞台ともなり、井ノ頭ゴローが食べた「毛沢東のスペアリブ」で改めて注目されました。
神楽坂店は、そんなシャンウェイ初のフランチャイズ展開店。料理長に就任する名田定広さんは、広東料理の焼き物の名手として知られ、「銀座 福臨門」を経て、ヴァンナチュールと香港焼味(シュウメイ:焼き物)で注目を集めた「楽記」の料理長を務めたベテラン。
近年は日本各地の中国料理店や食肉メーカーに赴き、精力的に焼き物の指導に当たってきており、このたび満を持して自らが腕を振るう店のオープンとなりました。
鉄板中華×香港焼味で広がる中華の可能性
そもそも「青山シャンウェイ」と、名田さんが名を上げた「楽記」は、ともに外苑前のキラー通りにある店同士。「楽記」を退職後、店の開業を目指す名田さんと、シャンウェイの佐々木オーナーシェフの交流の中で意気投合し、神楽坂で鉄板中華と焼き物の両方が楽しめる店を…と誕生したのがこの神楽坂店。
厨房には中華で定評のある厨房機器メーカー、タニコーの大型焼き窯を導入したほか、新たな焼き物を提案する調理器具として、シュラスコグリルマシーンも設置。そのために、料理長はシュラスコとブラジル料理の名店「バッカーナ銀座」でも修行したのだそう。
「焼肉(シュウヨッ)や、叉焼(チャーシュウ)は今まで通り窯で焼き上げ、シュラスコグリルマシーンは串に刺して提供する焼き物に使いたいと思っています。ケーキ入刀のような感じで、卓上で肉を切り分けて盛りあがってほしいんです」と話すのは名田さん。
今までいろんな料理人に焼き物の技を教えてきた名田さんですが、「ここで出すのは、まだ誰にも教えていない新たな味。この箱で、焼き物の可能性をもっと広げていきたいです」と夢を語ってくれました。
焼き物は単品でのオーダーも可能ですが、事前に予約の上、おまかせで盛り合わせにするのもよさそうです。
サラダバー付きランチはコスパ抜群!
パワフルな料理人も募集中
ディナーの予算はドリンク込で6,000円前後が目安。前述の焼き物はもちろん、シャンウェイの定番メニューもラインナップしています。また、ランチは青山店と同様にサラダバーもついて1,000円前後と満腹必至、気軽な食堂として利用できそう。
また、現在のところ厨房にヘルプは入っていますが、さらなるパワーアップのため、料理人を募集中とのこと。中華鍋、鉄板、焼き釜、シュラスコグリル、まな板…と手数の要る厨房ですので、中国料理で様々な調理を経験し、技を身につけたい方はぜひ。