一日三度の食事の中でも、圧倒的に外食率が高まるランチ。その一食に中華料理への愛を託し、お昼に食べた中華を語る80C(ハオチー)のFacebookランチレポートが「ひる中華」です。
そこで頂戴した「いいね!」とコメント、シェア、リーチ数をポイントに換算にして、4月16日~5月15日に掲載したひる中華ベスト8を算出したのが当コーナー。さて、いつも応援してくださっている中華のプロや食いしん坊の皆様が「いいね!」と思ったランチとは…?

 

8位

神田神保町「健康中華庵 青蓮」の豚バラ丼445円
470ポイント

まず、第8位は横浜、蒲田、川崎、品川などで展開している中華料理チェーンが提供する、激安ランチがランクイン!

青蓮

こちらは厚切りバラ肉が乗った熱々の土鍋ごはん。湯気の立つ餡からは八角が香り「中華を食べに来たぞ」という気分を盛り上げてくれます。

メニューを見ると「プラス55円でミニデザートがつけられます」という文言が。これはきっと、ワンコイン以下で差別化して集客しつつ、足しても500円だから…と結局追加注文してしまう顧客心理を突いている緻密な価格戦略なんでしょうね(妄想)。

なお、445円は通常価格の半額。半額サービスは土日祝日限定で、麺・飯各2種をそれぞれ週替りで提供しています。週末格安で中華を食べたい人は要チェックです。

2013年5月10日掲載:コスギ訪問


 

7位

日本橋人形町「カレーハウスCoCo壱番屋」の麻辣豆腐カレー850円  500ポイント

続く7位は、カレーチェーン店が取り組む中華インスパイアメニューがランクイン!

CoCo壱番屋

 

牛丼チェーン「松屋」のマーボーカレーに続き、ココイチでも同じ方向性のメニューが登場したので行ってきました。

こちらは麻婆とカレーが一体となっていた「松屋」とは異なり、カレーに麻婆豆腐をトッピングした印象。さらに、元祖「食べるラー油」こと潮州辣椒油(チョウシュウラージョウユ)をかけて辛さを強めているところに、「麻婆」ではなく「麻辣」と表現したこだわりが感じられる一皿です。 とはいえラー油の辛さが際立つので、相対的にカレーが甘く感じてしまうのが微妙なところ。メニューは7月末までの限定発売だそうですので、麻婆もカレーも食べたい方はぜひ足をお運びください。(※詳細は店舗にてご確認ください)。

なお、麻婆×カレーは神保町の源来酒家でも提供している人気メニュー。また、麻婆×ラーメンメニュー出す店も増えており、昨今はカップラーメンとしても登場するなど広がりを見せています。麻婆もカレーラーメンも日本人に馴染みのある味であり、それぞれ相性も悪くないため、今後よりいっそう各界のコラボレーションがの拡大が予測されます。

2013年5月14日掲載:コスギ訪問


 

6位

桜新町「餃子荘 紅蜥蜴」の鶏そば880円
502ポイント

6位は新緑に季節にぴったりの爽やかな汁麺がランクイン!

紅蜥蜴

 

「餃子荘 紅蜥蜴(べにとかげ)」は桜新町から駅前通りを駒沢方面に進んだ右手にある店。超がつくほどの狭小店舗ですが、外観から怪しい雰囲気を放っているのですぐわかります。

同店の一番人気は担担麺。そして二番がこの鶏そば。具は水菜、香菜、白髪ネギ、鶏という新緑の季節にぴったりの爽やかな色と香り。白胡椒の効いた鶏スープに、バーミセリのように極細の麺がたゆたい、まるでお茶漬けのように軽やかに、さっぱりとすすれる一品です。また、店名に餃子荘とあるように、餃子もウリのひとつ。水餃子の餡は春雨入りの味付きで、餃子とセットになったランチも用意されています。

ちなみに同店は大塚「上海チキン」、千駄木「毛家麺店」と同系列。ゆえに、担担麺はクリーミーで濃厚なゴマスープ系と推測していますが、それは次回のお楽しみということで。

2013年5月15日掲載:サトタカ訪問


 

5位

銀座「巴馬(バーマ)ロハスカフェ」の平日限定ランチセット1500円530ポイント

5位は、銀座松坂屋裏手、ガラス張りのスタイリッシュな中華料理店の、スタイリッシュな糖醋(タンツウ)がランクインです!

巴馬(バーマ)ロハスカフェ

糖醋(タンツウ)とはいわゆる酢豚の甘酢餡のこと。日本の王道・オレンジ色の酢豚味は、ケチャップ、砂糖、酒、醤油、酢をベースに作られますが、なんとこちらはザクロをベースにした、糖醋の新機軸!
伝統のオレンジ酢豚、そして数年前から定着した黒酢の酢豚ときて、次はこのようなワイン色の酢豚が流行るんじゃないの?と、食べながら酢豚の次の可能性を感じて興奮してしまった一品です。

スタッフに尋ねてみると、甘酢餡はザクロ酢とザクロジュース、赤ワイン等で仕立てているとのこと。味がしつこくなく、フルーティーなのはもちろん、棗やパプリカ、フレッシュザクロなどを散らし、皿の上を紅色でコーディネートしたところも洒落ていますよね。

しかし大変残念なことに、同店は松坂屋再開発計画の事情により5月28日をもって閉店してしまいました。この糖醋を作った梁田シェフの行方を私は追いたいと思います。

2013年3月27日掲載:サトタカ訪問


 

4位

東日本橋「虎穴-FU XUE-」の担々麺800円
562ポイント

4位は、日本橋界隈で担々麺が評判のこの店がランクイン!

虎穴

 

虎穴と書いて「フーシュェ」と読むこの店は、「食べログ」でTOP5000に入る人気店。ご覧のとおり、麺は噛みごたえのある太縮れ麺。麻辣はやさしめで、辛さよりもゴマの味わいを楽しむ、風味豊かなスープが身上です。
肉味噌はゴロゴロっとした食感で、ほうれん草は控えめ。全体的にバランスのよい、いい意味で食べやすい担々麺でした。辛さの足りない人にはプラス50円で大辛にできます。

ちなみに同店は、コスギ特派員が「ひる中華」で初めて並んだ店。待ち時間はなんと20分!しかし10分で食べ終わってしまうという、担々麺のはかなさよ…。

2013年4月25日掲載:コスギ訪問


 

3位

新宿御苑「礼華(ライカ)」の春限定、アサリと牛蒡のスープ麺1480円 564ポイント

3位は中華業界の誰もが知る実力店「礼華」がつくる、旬の香りの汁そばがランクイン!

礼華

 

器を覗き込むや、ネギ油の香ばしい香りと、鶏×アサリの滋味を蓄えた湯気に顔面を包み込まれる前戯にノックアウトされてしまいました。粗挽きコショーがアクセントになった白濁スープは、旬の恵みがたっぷり溶け込んだおいしさ。素材のよさと仕事の丁寧さが光ります。

麺を完食した後のスープを残すのがもったいなくて、ここにワンタンを入れて一滴残らずすすりたくなるのは私だけではないはずです。替え玉ならぬ追加ワンタン。スープに自信のある店は、ぜひ導入してほしいサービスですね。

2013年4月22日掲載:サトタカ訪問


 

2位

日本橋人形町「栄昇閣」の担々麺セット700円
595ポイント

そして2位は、人形町界隈のサラリーマン、もとい私(コスギ)に愛されたこの店がランクイン!

栄昇閣

 

赤々とした見た目どおり、ひと口目はラー油のヒリッとした辛さが際立ちますが、味わううちに花椒の爽快な辛さも主張してくる担々麺です。ミニチャーハン、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐、コーヒーがついてこの内容は貴重です。

しかし「愛された」と過去形のとおり、この店も5月10日に閉店してしまいました。思えばこの場所は何度も中華料理屋が入れ替わっているんです。そして憶測の通り、感慨に浸る間もなく、5月20日に別の中華料理屋になってオープン。オーナーとシェフが替わり、ドアも新たに自動ドアに。ああ、諸行無常…。

2013年4月26日掲載:コスギ訪問


 

1位

日本橋人形町「日本橋焼餃子」の麻婆担々麺650円
1069ポイント

そして今月の1位は、最近人気急上昇中の「麻婆×○○」メニューでした!

日本橋焼餃子

 

味の組み合わせは、辣(辛さ)よりも麻(シビレ)の効いた四川麻婆×サラッとしたゴマ風味のスープ。これを上下混ぜ混ぜしてみると、クリーミーで痺れるスープのできあがりです。 タレントの若槻千夏さんが『マーボー豆腐は飲み物です』というブログをやっていらっしゃいますが、麺をすすった後のスープはまさに「飲む四川麻婆豆腐」状態。

ちなみに昨今注目の麻婆カレーの味付けは「四川式麻婆」×「日式カレー」が王道の組み合わせですが、こちらの麻婆担々麺は「四川式麻婆」×「日式担々スープ」という組み合わせ。四川×日本が融合した料理は他にも模索できそうですね。

2013年4月24日掲載:コスギ訪問


 

さて、今回のひる中華ランキングは全8品のうち5品が麺料理となり、「麺は人を動かす」の法則をここでも実感した次第です。
また、閉店してしまった店が2店もランクインしたのは今回が初。そもそも期間限定の店舗契約だったのかもしれませんが、お気に入りの店が減ってしまうのはやはり寂しいもの。東京都内の不動産賃料の高さには若干辟易しますが、志のある料理人やオーナーのみなさんに、息の長い商売をしていただける賃料であってほしいと願います。それが結果的には、私たちの支払う価格にも反映されてきますからね。
では、来月もどうかご愛読を!

***

「ひる中華」は、80Cスタッフがランチに食べた中華料理を、Facebookで連日レポートしています。おひる前のお腹が空きそうな時間に更新していますので、中華画像を見ながら、食べたい中華・好みの中華を見つけていただけたら幸いです。みなさまも、どうかお近くにある気になる中華料理店のランチがあったら、ぜひ編集部までお寄せくださいね。


ポイントの算出方法
Facebookの「いいね!」「コメント」1件につき3ポイント、「シェア」等その他アクション1件につき3ポイント、リーチ(タイムラインに流れた数)を1ポイントとして換算し、その合計点で算出しています。みなさんの「いいね!」やコメントがポイント増に繋がります。


Text 佐藤貴子(ことばデザイン)
Photo 佐藤貴子(ことばデザイン)、小杉勉

 


>今までの「ひる中華ランキング一覧」を見る

>「80Cひる中華」で食べに行ったお店マップを見る

 

※情報は掲載時のものです。内容は後日変更される可能性がありますので御了承ください。

10/13 食欲の秋、北京ダックを食べ尽くす会

誰もが一度は夢に見たことがある、北京ダックを食べつくしてみたい!をテーマに80C×全聚徳でイベントを開催します!

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北京ダックの皮、肉もすべて使用し、食べつくします。そして、家鴨の骨を使ったスープでダシを取り、〆の麺に…まさに家鴨尽くし。

会費はなんと5000円!気軽に北京ダックを食べてほしい、中華料理をもっと好きになってほしい、そんな思いのもとイベントを企画しています。詳しくはリンクをご覧ください。

全聚徳
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