一時涼しくなった気候もまたぶり返してきて、こんな日にはいつもなら「汁なし冷やし担々麺」を注文してしまうところですが、店名に2回もシャンハイを繰り返しているからには、ここで選ぶべきは四川料理ではないなと。
そこで次の候補はとメニューを眺めると、黒酢の酢豚(黒豚バラ肉)と、今度は黒のリフレインが目に留まります。大事なことは2度いうのはお約束なので、今回はちょっと奮発して黒酢酢豚にしてみました。
サクッと軽やかな歯応えの衣をまとった、少し小振りな黒豚バラ肉はぷりっと軟らか。普段食べ慣れた、唐揚げに黒酢を絡めました的なガッツリ系も食べ応えがあって嬉しいのですが、たまには上品な感じのものもイイですね。野菜もピーマン、玉ねぎじゃなくて、ゴボウやカボチャが入って新鮮です。
店頭の立て看板のザリガニ料理も「北海道阿寒湖天然」と、なんだか上品に感じてしまうのは、大人の街・神楽坂マジックでしょうか(笑)。
穂禮上海 by SHANHAI HOUSE 住所:東京都新宿区神楽坂6-7 響ビル2F・3F(地図) 電話:03-3269-5221 アクセス:大江戸線 牛込神楽坂駅 A3出口徒歩2分 営業時間:11:30~14:30L.O./17:30~22:00L.O. |
text & photo 小杉勉