西北拉麺は2023年に閉店しました。 |
本日10月23日(火)11:00~東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅すぐのところに、「西北拉麺(シーベイラーメン)」がオープン。
「西北拉麺」とは、昨年より日本でも知れ渡ってきた蘭州拉麺が、福建省の厦門(アモイ)に伝わり、独自の発展を遂げた麺料理で、今では厦門市内だけでも500店舗以上あるそう。(西北拉麺のチラシとツイートより)
昨今の蘭州拉麺ブームに便乗したわけではなく、石材会社も経営するオーナーが、取引でよく訪れていた厦門で西北拉麺を食べて惚れ込み、この美味しさを日本にも伝えたいと、一年の準備期間を経て、満を持してオープンに至ったとのこと。
メニューは、汁なしの「牛肉拌麺」と、同店オリジナルの「海老拌麺」。汁ありの「牛骨薬膳拉麺」と、「牛肉トマト拉麺」(夜限定)の4種類。
グランドオープンに先駆けて、プレオープンにお誘いいただき、「牛肉拌麺」をいただいてきました。
蘭州拉麺やビャンビャン麺と同じく、注文後に生地から麺を手延べしているのをカウンター席から眺めつつ、出来上がるのを待ちます。
具には高温の油で炒めた牛挽き肉と、微塵に刻んだザーサイ、小葱、香菜。
時間が経つと麺がくっついてしまうとのことで、手早く混ぜ合わせていただきます。
塩味の効いたさっぱりとした味わいで、ごちそう系と言うよりも、小腹がすいた時にさっといただくような普段使いな感じ。
並盛だと男性にはちょっと少なめな感じでしたが、大盛(麺1.5倍)も同じ値段ですし、元が蘭州拉麺の相場よりも安めの設定ですので、トッピングを追加してもいいですね。
後半は、卓上にあった「美味しい食べ方」にしたがって、手作り辣油と香醋をかけることで、味に変化を持たせるとともに、くっつき始めた麺もほぐれて一石二鳥。
なぜ水天宮前を選んだのか聞いてみたところ、「たまたま」とのことでしたが、近隣の新川にも「ビャンビャン麺」の専門店がオープンしたばかり。
にわかにこの界隈に中国手打ち麺の波が押し寄せてきたので、お越しの際には少し歩きますが、細麺の「西北拉麺」と幅広麺の「ビャンビャン麺」の両方を食べ比べてみるのも面白いですね。
西北拉麺(シーベイラーメン) 住所:東京都中央区日本橋蠣殻町2-2-2 山口ビル1F(地図) アクセス:東京メトロ 半蔵門線 水天宮前駅 4番出口 徒歩1分 電話:03-6884-1173 営業時間: 月~金 昼の部 11:00~14:30/夜の部 17:30~21:30(L.O.21:00) 土 昼の部 11:00 〜 15:00(L.O.14:30) 定休日:日/祝(※土曜日の場合は営業) |
text & photo 小杉勉