よくあるような東北&四川料理のお店がオープンしたなぁと、ぼんやりとネットに出たいたメニュー一覧を眺めていたら、その中にベルト麺の文字を見つけてしまい、職場からも歩いていけるところだったので、ダメもとで行ってみることに。
場所は永代通りの、東西線木場駅と東陽町駅の丁度真ん中くらいのところの路地を入った、周りは住宅地と言った感じのところ。

ランチタイムはランチメニュー対応でしたが、ホールの人に「夜の料理も注文できますか?」と尋ねてみたところ、厨房に確認に行き、13時過ぎでピークも過ぎたのでということで、メニューを持ってきてくれました。
早速お目当てのベルト麺を探します。
具の肉を牛肉、ひつじ肉、鶏唐揚げから選べ、ひつじ肉をチョイスして注文。
というのも、こちらのオススメ一番人気の料理も羊肉料理だったから。
他にも新疆大盤鶏(大盘鸡/ダーパンジー)なんかもあったりして、単なる東北&四川料理ではない、秘めたる実力を感じさせてくれます。

まだ真新しい奇麗なお店ですが、何気なく置かれた卓上の調味料に、老干媽(ラオガンマー)があることからも、勝手に期待感が膨らんでいきます。

そして、運ばれてきたベルト麺に、久しぶりに度肝を抜かれるような衝撃を受けてしまいました。
想像していた以上に幅広な麺と、想像していなかった量の唐辛子。

一本と言うよりも、一枚と言いたくなるような麺をつまんでみると、ビャンビャン麺よりも長さはないよう。
お店で手打ちしているのか聞いてみたところ、していないとのことで、生地から引っ張り伸ばしていくビャンビャン麺とは作り方が異なるのだろうか?
その代りに歯応えは、もっちりを越えたしっかりとした骨太な噛み応え。
ピリっと辛味を感じるものの、唐辛子を除けて食べれば、食欲を掻き立てるような丁度良い刺激です。
しかし、麺の概念を越えた太さと硬さに、すすることは不可能で、噛み噛み食べ進むしかありません。
羊肉もかなりはいっており、ピーマン、唐辛子とのコンビネーションで、西方シルクロードに思いを馳せたくなるような味わいです。
ランチタイムは、ライス、スープ、サラダ、フルーツ、杏仁豆腐がセルフサービス食べ放題で、ドリンクバーも1杯無料。
この日のフルーツは、ハミウリを思い起こさせるようなメロン。
皮帯面(ベルト麺)、羊肉、メロンのエキゾチックな組み合わせに、満足度の高い特別ランチとなりました。

本格中華料理 四季 木場店 住所: 東京都江東区東陽3-17-3 エスタシオン(原前中ビル)1F (地図) アクセス:東西線 木場駅 1番出口 徒歩4分 TEL:03-3644-6388 営業時間:11:00~15:00/17:00~23:00 定休日:無休 |
text & photo 小杉勉