オージー・ラムPR大使「ラムバサダー」に、モダンチャイニーズ「Chi-Fu」のオーナーシェフ・東浩司さんが選出されました。
ラムバサダーseason2に、モダンチャイニーズ
「Chi-Fu」東浩司さんが就任!
オーストラリアのMLA豪州食肉家畜生産者事業団が立ち上げた「ラムバサダープロジェクト」のメンバーに、この秋、新たな「ラムバサダー」として、中国料理業界から「Chi-Fu(シーフ)」のオーナーシェフ・東浩司(あずま こうじ)さんが選出、就任されました。
写真中央が東浩司さん(ラムバサダープロジェクト2 ローンチイベントにて)
ラムバサダー=ラムの楽しみ方を伝える「ラム大使」
ラムバサダー(LAMBASSADOR)は、“LAMB(ラム)”と“AMBASSADOR(アンバサダー)”を掛け合わせた言葉で、ひとことでいうと、オーストラリアラムPRの「ラム大使」。
第一弾は2015年春、9名が選出され、中国料理業界からは羊肉中華の人気店「味坊」の老板・梁宝璋(リョウ ホウショウ)さんがラムバサダーになりました。
梁宝璋(リョウ ホウショウ)さん
その後の梁さんといえば、湯島に鉄鍋料理を中心とした「味坊鉄鍋荘」、御徒町に11月1日オープンした「羊香味坊」と、中国料理×羊肉を軸とした新店舗を相次いで展開。梁さんのお人柄もあり、各店とも連日の盛況ぶり。
新ラムバサダー、東浩司さんとは?
そして今回、新ラムバサダーとなる東浩司さんはモダンチャイニーズの旗手。大阪で「Chi-Fu」、地階で「AZ/ビーフン東」を手掛ける30代で、国内外における豊富な食の経験や、料理ジャンルを超えた幅広い交流のある方です。
ラムバサダーへの意気込みを尋ねると、「さらにフィールドを広げて、皆さんにもっとおいしく、楽しく、盛り上がっていただける場を創っていきたいですね」と東さん。
これまで食通が集まるイベントに数多く参加・主宰されてきた経験を踏まえ、羊肉×モダンチャイニーズという新提案や、ラムバサダー同士のコラボイベントに期待が高まります。
ラムブレンズ春巻。2016年11月28日のラムバサダー2ローンチイベントにて東さんが提供した料理がこちら。香辣醤、十三香、甜麺醤、香菜などで調味したラム挽き肉と、塩水で血抜きし、白滷水に漬けた羊の脳味噌を合わせ巻いたパーティーメニューです。
新たな“ラム中華”が生まれる予感…!
近年羊肉は、ラムバサダーの活躍や、80Cでもたびたび紹介してきた羊齧協会などによるイベント、プロモーションの効果か「ことしは年間通じて羊肉需要は底堅く推移している」と12月5日発行の畜産日報が発表。
また、羊齧協会がクチコミグルメサイトのRettyと提携して開発した「羊指数(日本の羊肉消費の盛り上がりを可視化する指標)」は、2016年3月より、ゆるやかな上昇傾向にあります。
中国料理では干鍋(汁無し火鍋)、火鍋、羊肉串や烤羊肉などの定番羊料理がありますが、東ラムバサダーの活躍で、新たな“ラム中華”が続々登場しそうな予感…!
なお、2016年秋に選出されたラムバサダーは7名で以下の通り。
東浩司 / Chi-Fu、Az、ビーフン東 オーナーシェフ
宮島由香里 / ザ・リッツ・カールトン東京 アジュールフォーティーファイブ スーシェフ
庄野智治 / 麺庄 ラーメンクリエイター
石川史子 / フードビジネスコンサルタント
シャンカール・ノグチ / インドアメリカン貿易商会 スパイスハンター
カレーマン / グルメブロガー
山下春幸 / HAL YAMASHITA 東京 エグゼクティブシェフ
▼関連記事
|
Text & Photo:佐藤貴子