1Fは、いかにも中国らしい派手なネオン看板の鴨脖(ヤーボー)のお店。2Fは昭和レトロな木造風にしつらえた駄菓子バー。地下へと続く階段の入口は、西洋風の館を模しており、和洋中が渾然一体となったカオスなビルが、何の違和感もなく存在しているのが池袋の面白いところ。
今回はその地下にある、洋館風ながら点心と広東料理のお店に潜入してみました。
店内もやはり、石造りのような雰囲気に演出されています。
壁に掛けられたヨーロッパ風の盾からすると、中世のお城をイメージしているのでしょうか。
ランチメニューを見ると、点心セットも色々と食べられていいのですが、ガッツリと食べたい気分だったのでこの日はパス。一人火鍋セットも暑い季節にはちょっと勘弁。ご飯ものセットを見ると、骨付きの鴨肉がドーンとのって、しかも広東料理っぽいものがありました。
実物は、メニュー写真で見た以上に焼鴨の存在感がスゴイですね。ゴハンのおかずに焼鴨を食べているというよりも、焼鴨を食べる合間におかずとしてゴハンを食べている感じになってきます。
皮の下に脂身のついた感じや、ほのかなレバーのような風味が鴨肉を感じさます。
なぜ飲茶&広東料理の店で火鍋ランチもやっているのかというと、池袋の『逸品火鍋』の姉妹店だったのですね。言われてみれば、逸品つながり。
逸品飲茶 縁茗 住所:東京都豊島区西池袋1-24-8 江戸半第三ビルB1(地図) 電話:03-6912-9618 アクセス:池袋駅北口 徒歩1分 営業時間:11:00~翌0:00 (料理L.O.23:00) 定休日:無休 |
text & photo 小杉勉