新大久保「朋来聚」の砂肝の強火辛炒め(辣爆鸡胗)780円
新大久保「朋来聚」の砂肝の強火辛炒め(辣爆鸡胗)780円

定番メニューじゃない中華ランチを食べたいけれども、かと言ってこれといったお店が思い浮かばないときに、とりあえず行けば何とかしてくれる都内の街と言ったら、豊島区の池袋か、JR大久保駅と新大久保駅に挟まれた新宿区の百人町がツートップでしょう。

ということで、最近ご無沙汰気味だった百人町の方へ行ってみました。

JR新大久保駅前
JR新大久保駅前

そして、今回これはと目に留まったお店は、新大久保駅の線路脇の路地を入ったところにあるこちらのお店。

店頭には上海蟹として知られる「大闸蟹(モクズガニ)」や、「小龙虾(小龍蝦/ザリガニ)」の水槽が。

大闸蟹(モクズガニ)&小龙虾(小龍蝦/ザリガニ)
大闸蟹(モクズガニ)&小龙虾(小龍蝦/ザリガニ)

さらには、使用されているのか、オブジェとして飾っているのかといった「北京烤鴨(北京ダック)」の焼き窯も。

北京烤鴨(北京ダック)の焼き窯
北京烤鴨(北京ダック)の焼き窯

これは期待できるかもと、店頭のランチメニューに目をやると、見慣れたメニューが半分、何これキターって感じの、食べたかったのはこういうのだよってメニューが半分。

ランチメニュー
ランチメニュー

そんな中から注文したのは、かれこれ6年近く中華ランチ食べ歩きをしていて1,000回近く食べているにもかかわらず、初めてのメニュー「辣爆鸡胗(砂肝の強火辛炒め)」。

辣爆鸡胗(砂肝の強火辛炒め)。ドリンクバー1杯無料。
辣爆鸡胗(砂肝の強火辛炒め)。ドリンクバー1杯無料。

コリコリ、シャクシャクとした歯応えの砂肝がこれでもかと食べられるという幸せ。

しかし、何気なく摘まむと、ゴロゴロと入った細切れの唐辛子も一緒に付いてきて、焦げた唐辛子の苦み走った辛さがが一気に口の中に広がり、舌を染めていきます。

混みあった店内で聞こえてくるのは、ほとんどが中国語というなか、汗をかきかき食べていると、気分はもう中国。

というと何だか入りにくいかなぁと思う人もいるかもしれませんが、店員さんは日本語OKだし、帰り際に店頭の蟹の写真を撮ってもいいですかと聞いたら、水槽から出して撮らせてくれたりと、フレンドリーです。

なので、中華上級者から初心者まで、お手軽に珍しい中華ランチを楽しめるようなお店だと思います。

大闸蟹(モクズガニ)
大闸蟹(モクズガニ)

 

朋来聚
住所:東京都新宿区百人町1-10-10 新大久保KMビル1F(地図
アクセス:JR大久保駅 徒歩1分/JR大久保駅 徒歩4分
電話:03-5937-0586
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:45)/17:00~翌0:00(L.O.23:30)
定休日:無休

 


text & photo 小杉勉