JR上野駅の浅草口側の高架橋を昭和通りに向かってすすむと、目線の高さにバーンと「湖南料理」の看板が飛び込んできます。
その上の階の看板にもよく見ると「中國特色」の文字が。
湖南料理の方は、高田馬場の「李厨」の2号店。そして、「花季(Hanadoki)椰子鶏」の椰子鷄は調べてみると、海南省のココナッツのスープの鍋料理のお店のようです。
(※2020.10.27追記:「花季 椰子鶏」は閉店しました。)
ランチを食べに出ており、どちらにしようか迷いましたが、あまり聞いたことの無かった海南省の料理「花季」の方に行ってみることにしました。
中国最南端、中国のハワイ海南島らしい南国イメージのイラストが描かれた入口を入ります。
しかし残念なことに、ランチのセットメニューは定番の中華料理が中心で、ランチ向けのココナッツ鍋はやっておらず。
こちらで本領発揮した料理をいただくには、ディナーでの利用ですね。
メニューを見せていただくと、「日本初上陆(陸)」と書かれた椰子鶏は、「馬蹄アボガド椰子鶏」「衣笙茸椰子鶏」「三味薬膳椰子鶏」「フカヒレ椰子鶏」「枸杞長芋椰子鶏」「とんこつ椰子鶏」「オリジナル定番椰子鶏」の7種類あり、それぞれが一羽・半羽のサイズを選べるようです。
その他にも「煲仔飯」が3種、「腸粉」も3種など、広東料理系のメニューも提供しています。
つづいて、階段をおりて下の階の「李厨」へと行ってみましたが、なんとこちらもランチセットの提供はやっておらず。
しかし、ただいま開店サービス中で全品12%OFFで、ゴハンもサービスで付けてくれるとのことでしたので、いただいてみることに。
メニューはタブレットというのも、今の中国っぽさを感じさせます。
でも、画像表示だけで、注文は口頭で注文でした(笑)。
好物の「豚バラ肉の高菜蒸し(梅菜扣肉)」もありましたが、これはどこの地方料理なのか分からなかったので、名前に湖南の入った「湖南家庭風特製豚バラ肉の蒸し煮(外婆酸菜蒸肉)」を注文してみました。
写真で見たのは白っぽい感じもあり、料理名にも酸菜とあったので、白菜の漬物が入っているのかなと思いましたが、出てきたものは梅菜扣肉と同じような干菜の入った一品。
この干菜のしょっぱさが、海苔のつくだ煮のように、ご飯とよく合うので好きなのですが、湖南家庭風ということで、しょっぱさだけでなく、しっかりと辛さが舌に突き刺さり、これもまたご飯がすすむのでした。
ランチセットはやっていなかったものの、麺飯メニューなら単品でもランチになりますし、オープン割引中の今がお得です。
湖南料理 李厨 上野店 住所:東京都台東区上野7-3-2 GE上野駅前ビル2F(地図) アクセス:JR上野駅 浅草口 徒歩1分 電話:03-6231-7760 営業時間:11:00~15:00/17:00~24:00(L.O.23:00) |
【閉店】花季(Hanadoki)椰子鷄 上野店 住所:東京都台東区上野7-3-2 GE上野駅前ビル3F(地図) アクセス:JR上野駅 浅草口 徒歩1分 電話:03-5811-1925 営業時間:11:00~14:30/17:00~24:00 |
text & photo 小杉勉