第192回「わかば食堂」(2018.10.3)
一日料理長は、「陳建一麻婆豆腐店 みなとみらい店」吉田歩夢(あゆむ)さん[21歳・料理人歴3年/栃木県栃木市出身]でした。
丁度ひと月前のわかば食堂が、同じく四川飯店グループの「スーツァンレストラン陳」だったため、今回の下見を兼ねてアシスタントに入った吉田さん。
そのため、わかば食堂の厨房に入るのは今回で2度目でしたが、やはりアシスタントと料理長ではかかるプレッシャーが全然違うのか「ドキドキでした」とのことでした。
そんななかこの日は、スタッフの賄い分も無くなってしまうくらい、完売の大入り大盛況。
しかし、本番が始まってしまったらゾーンに入ったかのように「やっていて楽しかった」というくらいで、一回転目と二回転目が奇麗に入れ替えできるくらい順調な進行でした。
賄い時に将来の夢を聞いたところ、「地元で自分の店を出したい」と、よくある答えをしていましたが、その理由が「店を出すのも、自分の出身の調理師学校で講師になるためのステップ」と、その想いはよくあるものではありませんでした。
学校時代の恩師に感銘を受け、自分も将来そのように「中国料理人を育てたい」と、卒業式での決意表明の時にすでに「この学校の講師になる」と宣言してしまったとのことでした。
今まさに、名前の歩夢(あゆむ)のごとく、夢に向かって歩んでいる真っ最中でした。
当日のメニュー
- 主菜
- 前菜
- スープ
- デザート
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text & photo 小杉勉