都内でもじわじわと提供するお店が現れてきたビャンビャン麺をネットで探していたら、ビャンビャン麺とは名付けてはいないものの、これはビャンビャン麺ではないのか?という陝西風味油そばを提供しているお店を見つけたので、食べに行ってみました。
そのお店は、不忍通りの動坂下交差点からほど近くにある福龍菜館。
![不忍通り沿いにある福龍菜館。向こうに見える信号機が動坂下の交差点。](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7003.jpg)
ランチメニューにはなってはいませんでしたが、グランドメニューからでも注文OK。
メニューには本格中華手打ち太麺の文字と、手打ちしている幅広麺の写真も載っており、名乗ってはいないものの、こちらで提供している油泼面(ヨウポー麺)は、ビャンビャン麺と確信しました。
![麺料理メニュー](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7014.jpg)
厨房は店内から見えないので、麺打ちするところを撮影させてもらえないかと尋ねてみたところ、手元だけならと撮影許可がいただけました。
![麺打ち① 棒状に仕込んでおいた生地をころがし、押しつぶして伸ばしていく](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7080.jpg)
![麺打ち② さらに指でつまんで幅を広げていく](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7085.jpg)
![](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7084.jpg)
![麺打ち④ 麺を麺台にビャン!ビャン!と打ちつける](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7094.jpg)
動画版もどうぞ。(0:48)
盛りつけは、ヨウポー麺としては個性的な、チャーシューや味付け玉子がトッピングされていて、お目当ての麺はチラリと顔をのぞかせているだけ。
![動坂下「福龍菜館」の陝西風味油そば(油泼面)810円](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/P2720564.jpg)
それを箸でつまんで持ち上げると、幅2cmくらい。
何軒か食べ歩いた中での、ビャンビャン麺としての標準的サイズ。
モチモチとした麺と、シャキシャキとした青菜の異なる歯応えが、口の中で調和します。
ヨウポー(油泼)というと、ニンニクと唐辛子に熱した油をかけて仕上げる調理法ですが、こちらの味付で一番際立っているのは黒酢の風味。
ニンニクもそれほどきつくなく、サッパリといただけます。
タレに汁気があるので、軽く混ぜるだけでいただけるのもいいですね。
閩菜推广店 福龍菜館 住所: 東京都文京区千駄木4-15-10 水林ビル1F (地図) アクセス:JR 田端駅・西日暮里駅/東京メトロ 千代田線 千駄木駅・西日暮里駅 各徒歩10分 電話:03-5814-2600 営業時間:11:30~15:00/17:00~23:00 |
text & photo 小杉勉