このところ、池袋東口「味蘭牛肉麺」の味蘭汁なしまぜ麺、末広町「思泊湖 蘭州牛肉麺」の手打ち牛肉ビャンビャン麺と、蘭州牛肉麺のお店で蘭州牛肉麺以外の麺料理をいただいてきましたが、今回もまた、本郷三丁目駅から東京大学へと向かう途中にできた蘭州牛肉麺のお店「穆撒(ムーサ)蘭州牛肉拉麺」で、干拌麺(汁なしまぜ麺)をいただいてきました。
![東京大学赤門ちょうどこの日は、東京大学学位記授与式(大学院生版卒業式)の日でした。](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/07-2.jpg)
お店に入ると、まずはお先にレジで注文とお会計。
蘭州牛肉拉麺は、麺の太さを、太面、毛細、韮叶、普通の四種から選べます。
指定せずに干拌麺を注文したところ、太麺のようでした。
![ランチメニュー](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/04-2.jpg)
麺を打つところはホールからは見えづらいですが、レジで注文時に覗けて、撮影してもいいか尋ねたら、大丈夫でしたが、後ろ向きになってしまうのがちょっと残念。
![麺打ち](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/05-2.jpg)
大盛無料だったので大盛にしたところ、大ぶりの平皿のフチ近くまでドドーンと盛りの良さに、圧倒されてしまいます。
中国料理のなかでも、エキゾチック度の高いジャンルのお店ながらも、学生証の提示で麺は200円OFFの学割サービスや、大盛無料の盛りの良さに、大学近くの飲食店と言った風情を感じてしまいますが、これって万国共通なのだろうか。
![本郷三丁目「穆撒(ムーサ)蘭州牛肉拉麺」の干拌麺1,020円(大盛無料/牛肉麺のスープ付き)](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/P2720705.jpg)
レジ横メニューには「干しうどん」と日本語併記してありましたが、みっちりと噛み応えのある太麺は、コシの強いうどんと言った感じ。
煮込まれた具のジャガイモが餡にとろけて、太麺に絡みます。
形を残したジャガイモもゴロゴロとたっぷりとあって、食べ応えもあり。
トマトの風味も感じられ、中央アジアの手延べ麺「ラグマン」のような仕上がり。
かつて同じ最寄駅の本郷三丁目にあった中国麺料理のお店「Hand Pulled Noodles」は、麺はラグマンだけど、調理は中国麺料理と言った感じでしたが、こちらは調理はラグマンだけど、麺は蘭州拉麺ってところでしょうか。
![Hand Pulled Noodles(閉店)](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/P1510181.jpg)
料理に中国と中央アジアの繋がりを感じるとともに、ハラル対応ながらも瓦屋根のお店に、現在進行形でシルクロードを文化が行き来し、ハイブリッドしていることを感じさせてくれるお店でした。
![「穆撒(ムーサ)蘭州牛肉拉麺」外観](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/IMG_7714.jpg)
穆撒(ムーサ)蘭州牛肉拉麺 住所: 東京都文京区本郷5-23-13 (地図) アクセス:丸ノ内線・大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩3~4分 電話:03-6882-3823 営業時間:11:00~23:00 定休日:無休 |
text & photo 小杉勉