新宿通りを四谷三丁目駅から四ッ谷駅方面に少し行ったところに、雲南省名物の汽鍋(チーグゥォ)スープがランチで頂けるお店があると知り、行ってきました。
![店頭の幟には、同じく雲南省名物の過橋米線とともに汽鍋鶏の文字が。](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/IMG_2271.jpg)
西早稲田の甘露で開催されている、中国人留学生をプレゼンターにして出身地の魅力を紹介してもらうイベント、中国全省大お国自慢大会の雲南省編に参加した時に、雲南省出身の留学生の一人が「めーーっちゃ美味しい」と太鼓判を押していたのが口福 西早稲田店の汽鍋鶏(チーグゥォジー)だったのですが、こちらのお店はその姉妹店。
これは期待せずにはいられません。
![「日興苑 食彩雲南」入口](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/IMG_2253.jpg)
口福ではランチで汽鍋はやっていなかったと思うので、入店時に確認すると、日興苑の方では「やってますよ」とのことで入店。
ランチ定食にプラス350円することで、汽鍋スープを追加注文できます。
有名な汽鍋鶏ではなく、汽鍋薬膳スープか、松茸汽鍋スープとなってしまいますが、一人前サイズを安価にお試しできるというのはりがたいですね。
![ランチタイム特別サービスの特製汽鍋スープメニュー](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/IMG_E2181.jpg)
ということで、米線炒め定食(800円)に、松茸汽鍋スープ(350円)のセットで注文してみました。
![炒米線+松茸汽鍋スープ](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/P2780810.jpg)
そもそも汽鍋とはどのような料理かというと、水を張った鍋の上にもう一段中央に煙突状に穴の開いた鍋を乗せ、その上の鍋に具材を入れてフタをして火にかけると、下の鍋の水が蒸気となって、上の鍋の煙突を通って具材を蒸すとともに、具材から旨味を含んだ水分を引き出して、いつの間にやら水も入れていないのに、上の鍋にスープが出来てしまうという、マジックのような料理です。
![上の鍋(フタ付き)](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/IMG_2196.jpg)
![上の鍋のフタを取ると、中央に煙突状の穴が。](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/P2780827.jpg)
さっぱりとしたスープにキノコ類の滋味が溢れる感じでしたが、お店の方によると薬膳食材等がサービス版とは少し異なるという正宗汽鍋鶏がやはりオススメとのこと。
![松茸汽鍋スープ](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/P2780834.jpg)
「めーーっちゃ美味しい」汽鍋をいただきたいならば、またディナータイムに出直しですね。
![汽鍋鶏薬膳スープ](https://80c.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/P2820313.jpg)
日興苑 食彩雲南 過橋米線 住所:東京都新宿区四谷3-3 エスパスコンセールビル(地図) アクセス:丸ノ内線 四谷三丁目駅 4番出口 徒歩2分 TEL:03-5363-8338 営業時間:11:30~15:15/17:00~23:30 定休日:無休(年末年始のぞく) |
text & photo 小杉勉