おうちで台湾鶏肉飯!「台湾佐記麺線」佐久間梢さんに教わる鶏肉飯(ジーローファン)のタレレシピ

「自宅でも気軽に美味しい鶏肉飯を作れるように」と、「台湾佐記麺線」オーナーシェフの佐久間梢さんから、鶏肉飯のタレを教えていただきました。実はこのレシピ、お店の鶏肉飯と同じものです。しっとりと上手に鶏肉を加熱できれば、店顔負けの味ができるかも…!?

「台湾佐記麺線」の鶏肉飯。
<鶏肉飯のタレ:材料>

鶏油 60g
鶏のゆで汁 180cc
油蔥酥 10g
ナンプラー 大さじ1
酒 大さじ1
塩麹 小さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
白胡椒 小さじ1/4

作り方は、材料をすべて混ぜて、小鍋でひと煮立ちさせて完成です!

鶏油は、鶏皮を刻んでフライパン等に入れ、じっくりと加熱すると黄色い鶏油がとれます。余った分は冷蔵もしくは冷凍保存しておきましょう。

「台湾メシ研究会」で作った鶏油。

鶏油の全量を作るのが難しい場合は、中華食材店、鶏肉専門店などで売っている鶏油を使うのも便利です。基本は冷蔵保存ですが、業務スーパーでは常温流通のものが売っています。

また、「鶏油を鴨油にし、鶏のゆで汁を鴨のゆで汁にしたら、鴨肉飯のタレにできます」と佐久間さん。鴨肉を入手できれば、鴨肉飯にも自宅で挑戦できますね。つくレポお待ちしています!

読んで楽しい&ためになる!鶏肉飯の参考資料

▼鶏肉飯誕生秘話
「台北ナビ」噴水鶏肉飯(嘉義市)

▼嘉義で火雞肉飯食べ歩き
挑戰嘉義26家火雞肉飯 7分鐘快閃攻略(YouTubeショート動画)

▼嘉義鶏肉飯BEST7
嘉義雞肉飯霸主PK!在地人只服這7家

▼鶏肉飯レシピ動画
「楊桃美食網」雞肉飯好吃的兩大秘訣(YouTube動画)
※紅蔥頭(台湾エシャロット)を揚げる工程を省略し、中華食材店で購入できる油葱酥を加えると、日本でも手軽に作れます。日本の醤油は台湾よりしょっぱいので、入れすぎないように注意してください。


TEXT&PHOTO:はっしー
学生時代に中華圏の近代史を学び、中華POPSを愛聴。上海および香港在住を経て、現在は日本在住。中華料理は食べる専門だったのが、作るほうにも目を向けるようになったのはここ数年。上海界隈から南の沿岸部、香港、マカオ、台湾の味が好み。>過去記事はこちら