一年中手作り愛玉(愛玉ゼリー)が食べられる!都内&都内近郊の人気店

南投産自然農法の愛玉子が楽しめる「台湾カフェ 小玉」

「台湾カフェ 小玉」は、台湾南投県にある「友善石虎愛玉園」の「愛玉大使」を務める蔡慶玉さんがオーナーを務める店。

自然農法で育てられた良質な愛玉子を日本で広めるため、蔡さんは1年を通じて愛玉を使ったスイーツやドリンクを提供しています。

「台湾カフェ 小玉」外観。

こちらの愛玉はかなりやわらかく、スプーンに乗せたらふるん!と逃げそうなくらいぷるぷるの食感です。

「台湾カフェ 小玉」の黒糖愛玉。

看板メニューは、愛玉の食べ方として王道の「黒糖愛玉」と「愛玉檸檬」のふたつ。

ガラスの器に盛りつけられた「黒糖愛玉」は、ほんのり甘い自家製黒糖シロップをかけた一品。少し食べた後、途中で小さな器に入った烏龍茶をかけると、さっぱりとした味わいに変化し、ひと皿で二度異なる味わいが楽しめます。

烏龍茶をかけた黒糖愛玉。爽やかな味変!

店のまかないも見せていただいたところ、愛玉にきんとき豆とハトムギが添えられていました(写真下)。蔡さんは、2~3種類のトッピングを組み合わせて食べることが多いそう。家で作って食べるときの参考になりますね。

黒糖愛玉にきんとん豆とハトムギをトッピング。

また、レモンシロップをかけた「愛玉檸檬」はドリンクメニューとして提供しています。

「台湾カフェ 小玉」の愛玉檸檬。

蔡さん曰く「台湾では、『黒糖愛玉』は昔ながらの食べ方で、甘すぎないレモンシロップをかけた「愛玉檸檬」は比較的近年の食べ方です」とのこと。「台湾カフェ 小玉」では、そのどちらも楽しめるのが嬉しいですね。

自家製の黒糖シロップにかき氷などを載せた日替わりの愛玉メニュー。

店では愛玉子の種子や、家で手軽に愛玉が作れるキットも販売中。お店に行った際は、ぜひ手に取ってみてください。

「台湾カフェ 小玉」の手作り用愛玉キット。
台湾カフェ 小玉(こたま)

住所:茨城県つくば市吉瀬1876-1 つくば文化郷別館1階(MAP)※専用駐車場あり
TEL:050-5462-2057
営業時間:金土日12:00-15:00(L.O. 14:50)※夜の営業は完全予約制
月火水木定休 ※貸切は要相談
オフィシャルサイトInstagram

愛玉と楽しむフレーバーが充実!「お招き屋・ディデアン(Didean)」

東京で愛玉を食べるなら、門前仲町の「お招き屋・ディデアン(Didean)」がおすすめ。私はこちらの愛玉が大好きで、何年も通っています。

「お招き屋・ディデアン(Didean)」外観。

こちらの愛玉はレモンシロップがけが基本。カットしたかたちがわかる程度に固まっており、とても滑らかな舌触りです。

シロップは広島産のレモンを使用し、少しほろ苦さがある大人向けの味。台湾と広島の美味を合わせた、素晴らしいコラボレーションが味わえます。

「お招き屋・ディデアン(Didean)」の愛玉ゼリー。かき氷とレモンピールで、涼感を添えています。

レモンシロップ以外に、獺祭の甘酒、ケフィアヨーグルト、生姜、梅シロップ、柚子シロップなど、合わせることのできる美味が充実しているのも嬉しいところ。

メニュー右側には愛玉子のトッピングがずらり。

さらに、店舗やオフィシャルサイトでは愛玉キットを販売中。作り方が詳細に書いてある紙が同封されているので、これなら初めての方でも安心です。

なお、こちらは薬膳料理を得意とするお店。料理はスリランカカレーや親子丼などがあり、健康茶メニューには、80C(ハオチー)読者の皆様にはお馴染みであろう、八宝茶や苦丁茶、菊花茶もラインナップされています。

お招き屋・ディデアン(Didean)

住所:東京都江東区富岡1-15-3(MAP
営業時間:11:00ー17:00(LO16:00)※月曜のみ 11:00ー16:00(LO15:00)
17:00以降は要予約
TEL:03ー3643ー7883
オフィシャルサイトInstagram

愛玉を近くで食べられるところがない!という方は、自作もおすすめです。次のページでは、愛玉子を水の中でもんで作る旧来の方法に加えて、ミキサーを使う時短レシピもご紹介します。

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