日本で進化!飲める麻辣スープの火鍋2選

辛くない火鍋つけだれの世界進化形麻辣火鍋マツコ実食火鍋

さきほど「本場重慶の麻辣火鍋は鍋汁を飲まず、つけだれをつけて食べる」という話をしました。その一方で、日本の鍋料理は「飲めるスープ」と「締めの麺・雑炊」という世界観が優勢です。

そこで日本で普及していったのが、飲める麻辣スープの火鍋です。脂が少ない麻辣スープを使うという点では、四川省の冒菜(マオツァイ)にも通じるものがありますね。

番組では、万人に愛される辛旨スープで火鍋を楽しめる店と、料理のプロも通う通好みの店、2店舗ご紹介しています。

万人の「うまい!」にリーチ。初めての麻辣火鍋に「ファイヤーホール4000」

ファイヤーホール4000 五反田店

飲める麻辣火鍋スープを追求した先駆けといえば「ファイヤーホール4000」です。番組でご紹介した五反田店を皮切りに、麻布十番、虎ノ門ヒルズ、最近は福岡、名古屋にも支店ができる人気ぶり。

オーナーの菰田欣也氏は人気、実力ともに備えた中国料理界のスターシェフ。もともと老舗四川料理店で長く修業されており、麻辣味で万人の「うまい!」を作らせたら天下一でしょう。

同店の火鍋スープは、麻辣旨辛スープと美肌薬膳スープの2種類が基本。麻辣旨辛スープのコンセプトはずばり「油分を極力減らし、飲んでおいしいスープ」で、締めまで想定した仕立てとなっています。

こちらの火鍋はテイクアウトに加えて、お取り寄せもOK。初めて麻辣火鍋を食べる方も安心してお召し上がりいただけるはずです

香り高き正統派!料理のプロも通う「中国料理 仙ノ孫」

仙ノ孫の火鍋

こちらの麻辣火鍋は、牛脂でさまざまな香辛料を煮出してつくる香り高き正統派。それでいて、脂ギンギンではなく、飲める塩梅に絶妙に調整されているという通好みの仕立てです。花椒の痺れもしっかり効いているので、食経験値の高い大人におすすめできます。

特筆すべきは食材の鮮度のよさ。特に早田哲也オーナーシェフのご実家・大分から直送されるピチピチの野菜は見て眼福、食べて口福。日によって変わる魚介も楽しみのひとつ。

同店はプロの料理人が集う場でもあり、過去には火鍋の講習会も実施。『ミシュランガイド東京2024』ビブグルマンにも選出される、西荻窪の名店です。[火鍋は要予約

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