黄燜鶏米飯(ファンメンジーミィファン)
黄燜鶏米飯(ファンメンジーミィファン)

一昨年、神田神保町にオープンした「馬子禄牛肉面」の大人気以来、次々と提供する店が増えている蘭州拉麺。

昨年、高田馬場オープンするや連日行列ができ、今年の春節には横浜中華街店もオープンした「沙県小吃」。

その2つと並び中国三大小吃チェーンとも称される「黄燜鶏米飯(ファンメンジーミィファン)」を、ご存知でしょうか。

黄燜鶏米飯(重慶市)
黄燜鶏米飯(重慶市)
黄燜鶏米飯(河南省安陽市)
黄燜鶏米飯(河南省安陽市)

元々は山東省料理のようですが、2013年~2014年ごろに一気に中国全土に広まったようです。

そんなこととは露知らず、たまたま中国で食べたことがあったのですが、その時の記憶は、「必須是鲜嫩鸡腿肉」(新鮮で柔らかい鶏腿肉が必須)って書いてあるけど、骨付きのままカットされているので、不用意に齧ってしまったら歯が欠けちゃいそうで、恐る恐る齧らなければならず、ちょっと食べづらいなぁというものでした。

店内にあった黄燜鶏米飯の紹介文。2行目に「必須是鲜嫩鸡腿肉」。
店内にあった黄燜鶏米飯の紹介文。2行目に「必須是鲜嫩鸡腿肉」。

その後、東京・新小岩にも黄燜鶏米飯を出すお店ができても、それほど気にも留めず、酸辣粉の方を食べてきたりしていました。

新小岩「極品辣味麻辣燙」
新小岩「極品辣味麻辣燙」

ところが、蘭州拉麺と沙県小吃のヒットで、実は黄燜鶏米飯もそれらと並ぶ中国の普段メシだと知り、中国在留経験のある人たちの中では、食べたくてもなかなか日本ではやっているところのない懐かしの料理だったりするということを知るのでした。

そんなまだ見ぬ現地系の人気料理「黄燜鶏米飯」が、昨年末には新小岩のお隣・小岩にオープンした米線・土豆粉のお店でも出しており、局地的にこっそりと日本上陸が始まっているではありませんか。

小岩「呉記米線」のメニュー
小岩「呉記米線」のメニュー

調べてみると、中国で6,000店舗以上展開しており、ロサンゼルスにも米国一号店を出した楊銘宇黄燜鶏米飯(杨铭宇黄焖鸡米饭)が、昨年大阪にもオープンしていました。

果たして黄燜鶏米飯は、中国でのように日本でも蘭州拉麺、沙県小吃と同様にヒットすることができるでしょうか。

新小岩「極品辣味麻辣燙」の黄燜鶏米飯750円

新小岩「極品辣味麻辣燙」の黄燜鶏米飯750円
新小岩「極品辣味麻辣燙」の黄燜鶏米飯750円

こちらの鶏肉は中国で食べたものとは違って、骨なしだったので、やわらかな鶏肉を存分に味わえます。生姜のスライスや、輪切りの唐辛子の入ったスープはピリ辛で、ゴハンがすすみます。

小岩「呉記米線」の黄燜排骨米飯880円

小岩「呉記米線」の黄燜排骨米飯880円
小岩「呉記米線」の黄燜排骨米飯880円

こちらでは鶏を豚にした黄燜排骨にしてみました。骨付きでも身離れは良いので、食べづらさはありません。スープは少なめで、若干とろみもついた濃い口醤油味。ジャガイモにも染みこみ、これまたゴハンが進まざるを得ない。

極品辣味麻辣燙
住所: 東京都葛飾区新小岩1-54-7 2F(地図
アクセス:JR新小岩駅 南口 徒歩5分
電話:03-5879-5440
営業時間:11:00~24:00
(※「食べログ」では以前より掲載保留となっていますが、2019.1.14訪問時には営業しておりました。)


呉記米線
住所: 東京都江戸川区南小岩8-11-3 相国第一ビル(地図
アクセス:JR小岩駅 南口 徒歩2分
電話:080-6579-9158
営業時間:11:00~24:00

 


text & photo 小杉勉


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